遅刻

今日、学校に遅刻した。

この遅刻の思い出を、日記として残しておく。

朝。起きたら、なぜか一番最初に視界は時計を映していた。学校の開始時刻の15分前だった。おわた。

土曜日だったので、家族も学校があるとは思っていなかったそうだ。

軽く顔を洗い、家を出た。そして、自転車でなんとか3分前に着いた。(近くで良かったε-(´∀`*))

自分のロッカーを開け、靴を履き替える。2分前。ロッカーを閉めるも、寝ぼけているのと焦りで、中に外履きの靴を入れ忘れ、もう一度ロッカーを開けようとするが、ダイヤル式の鍵で、少しダイヤルがずれてしまったので、ダイヤルを合わせてロッカーを開けて靴を入れる。閉める。階段を駆け上がる。二段飛ばしで。一年生のフロアは一番上の階なので、焦る焦る。階段を駆け上がりながらスマホを開いて時間を確認する。1分前。間に合えええ!!ようやく一番上のフロアに着いた。(と、思ったのだ。)教室をめがけて猛ダッシュ。周りの目なんて気にするものか。どんなに髪型が乱れても、どんなに走り方が醜くても。

自分の中では、自分は猛ダッシュする牛みたいなイメージで見られていると思っていた。(?)

もう15秒くらい前だろうか。

なんか、いつもと廊下の雰囲気が違ったのだ。段々現実味が無くなってきた。夢なのか?とか、思ったが、気付いた。

フロアが違ったのだ。

「やべっ、」と思った時にはもう遅かった。

方向を180度変えた瞬間、鐘の音が聞こえてきたのだ。それは走馬灯の教会の鐘ではなく、現実味のある学校のチャイムだった。

これはもう、あれだ。遅刻だ。おわた。


という感じで、僕は学校に遅刻した。

(急かすような書き方で落ち着かなかった方、すみませんでした。)

以上、高校一年生、きんちゃくの遅刻談でした。



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