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神奈川県庁秋季チャレンジ対策マニュアル

はじめまして。公務員試験の受験指導をしているこまめと申します。


公務員試験もほぼ結果が出そろったところで、いよいよ秋の大物試験、神奈川県庁秋季チャレンジ試験が近づいてきましたたね。


神奈川県庁秋季チャレンジ試験とは、
通常の夏頃に実施される試験とは別に毎年10月の後半に実施される試験です。
この試験、地方上級の試験でありながら、専門科目の試験がない少し特殊な試験なのです。

神奈川県庁としては民間志望の学生さんや民間で働いている方も積極的に採用していきたい、という意向があるみたいですね。
神奈川県の採用募集要項にもしっかり「民間企業志望の方等も受け易い試験」と記載があります。

行政(秋季チャレンジ)は、第1次試験は、専門試験がなく、基礎教養試験と自己 PR シートで受験できますの で、公務員試験の勉強をされていない民間企業志望の方等も受け易い試験です。

令和3年度(2021年度)神奈川県職員採用試験のお知らせ


この試験、1回目の行政試験で落ちた人だけでなく、公務員試験の勉強をしていない民間志望者の方も応募しやすい試験となっているため倍率がかなり高い試験になります。

令和2年の試験だと、、、、


なんと倍率14.9倍!!


その年の春の試験の行政職の倍率は3.2倍ですから、かなり倍率が高い試験と言えます。
倍率がとても高いので、他の地方上級の試験に比べてかなり難易度が高いと思われがちですが、
この神奈川県庁秋季チャレンジ試験は、試験内容もかなり特殊で、
情報もあまり出回っていないので、きちんと対策できずに受験する受験生も多くいるのが現状です。
なので、対策方法を知り、きちんと準備をすればそれほど合格は難しくない試験です。
このnoteは、

この高倍率な試験をパスするために必要なノウハウを沢山詰め込んで、合格に必要な戦略を記載した攻略本になっています。

秋チャレンジは確かに倍率は高いです。
しかし、しっかり対策をしてきて受験している人本当に少ないです。
だから、きちんと対策をすれば、合格は難しくないです。

でなぜ対策をしてきていない受験生が多いのか?
正確に言うと、対策をしたくてもできないです。
なぜなら、

・公務員の予備校などて神奈川県庁の秋チャレンジ用の対策を実施している所がかなり少なくて相談できない

・予備校の対策は高額なので、相談しづらい

・神奈川県庁の秋チャレンジの内容を調べても分からないので対策しようがない

調べたらわかるかと思うのですが、
神奈川県庁の秋チャレンジって情報がまっっったくと言って良いほど情報がないです、、、。

本気で神奈川県庁に受かりたい人にとっては、かなりしんどい状況かと思います。

このnoteのポイントは4つです。

ポイント① 筆記試験の攻略法
ポイント② 実際に提出した自己PRシートを再現
ポイント③ 他では記載されていない面接試験の攻略方法
ポイント④ 面接時の想定質問20選

また、このnoteですが、

・自己PRを再現している
もともと採用人数が少ない試験なので、
 この対策noteは本気の人だけに手に取ってほしい

という理由から個人の特定を避けるために大変申し訳ないですが、
有料noteにさせてください。
ただ、個別の試験対策のために1万字以上書いているnoteはなかなかないですし、こちらに記載していることをこなせば確実に合格に近づくと思いますのでかなりの自信作です。

神奈川県に絶対に合格したいという方のみ、読んでいただけると嬉しいです。




1章 試験概要

試験内容は毎年変わらないです。
募集要項に「行政の第1次試験は、専門試験がなく、基礎教養試験と自己PRシートで受験できますので、公務員試験の勉強をされていない民間企業志望の方等も受け易い試験です。」
と記載されている通り、公務員志望以外の幅広い層からの受験生を想定した試験となっています。
実際にもともと民間で働いていて第二新卒として受験した人や民間就活していたが、親が公務員で公務員魅力を感じて秋季チャレンジに
申し込んだ人など受験者層は一種試験(6月に実施される試験)に比べてかなり幅広いです。

また、神奈川県の秋季チャレンジは一般的な地方上級の公務員試験と違い筆記試験は専門試験がなく、教養試験のみです。
その代わり、1次試験時に自己PRの記入が求められ、またその比重が非常に大きいです。
そのため、普通の公務員試験とは対策方法が異なるので、神奈川県庁の秋チャレンジに合わせて対策を進める必要があります。

2章 1次試験対策

【1】筆記試験対策(概要)

難易度としては国家系の試験や地方上級の試験に比べてそれほど難易度は高くなく、難易度としては特別区の教養問題と似ています。
基礎教養試験は足切りがありますが、
足切りを高くしてしまうと自己PRシートの採点ができなくなってしまうので、それほど高くないと推測されます。
そのため対策としては、

「配点が多い分野を重点的に行う」
「知識分野は大学受験や大学で学んだ分野についてのみ対策を行う」
「今までは勉強したことのない知識分野の科目は捨て科目として対策は行わない」

という戦略がおすすめです。

具体的な対策としては特別区の過去問や対策問題集を解くことがおすすめです。
中でも知能分野の方が比重が重い(知識分野15問に比べて知能分野は25問)ので、とにかく

数的処理及び資料解釈を特に重点的に対策を行う

と良いです。
公務員試験対策をされたことがある方はもうお分かりかと思いますが、
今まで公務員試験を受験していない方は数的処理は大学受験やSPIとは傾向が違います。

そのため、知識系の科目よりも対策に時間がかかりますし、他の科目に比べてしっかり対策することをお勧めします。

あいにく神奈川県庁秋季チャレンジ試験の過去問は市場に出回っていないので類似の公務員試験問題集で対策する必要があります。

以下におすすめの問題集を上げておきます。

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10,428字

¥ 4,980

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