悪性の確定診断から、2度目の通院

そういえば、退院後4週間後
癌の確定診断後2週間
2度目の通院の事を記載していませんでした

悪性の確定診断告知直後
良性と信じて疑っていなかったところからの
いきなりの悪性告知により
何の質問もできなかった前回を反省し

色々なところで質問したり、体験談を聞かせて頂いたりで
質問事項をメモにまとめて
先生に渡して聞けるように準備をしていきました。

診察は、まず嗄声に関連し
声帯の状況確認から…

鼻からカメラを入れるんですが
これが、いつも苦手

カメラを入れられて「イー」「ヒッヒッヒッ」と声をだすように言われるけど
ホントに、とにかくこれが苦痛

相変わらず、カスカスで
息が漏れているからなのか、声があっという間に途切れてしまう

先週からの変化なし
がびーん…

この表現、昭和ですよね(笑)
ちょうど昨日、会社のスタッフに「久しぶりに聞きました(笑)」と大笑いされました(;^ω^)
だって、40代なんだもの(^▽^;)


そして、いよいよ質問の時間

途中で話が飛んでしまったりすると
また聞き忘れてしまいそうだったので
下記を付箋にメモして持って行き

先生に「質問したいことがあって、メモにまとめてきました」とお渡ししました。


私にとっては、たったこれだけの事が
もう、本当に緊張した

なんでなのかわからないし
別に威張るとか、威圧感があるわけでもない
質問しづらい先生でもないのですが


【先生への質問】
1,癌の種類 乳頭癌?
2,ステージは?
3,進展度
4,リンパ節への転移(可能性)は?
5,他への転移(可能性)は?
6,どういった事から悪性と診断されたのか?
  血液検査や病理検査の数値、内容と合わせて具体的に知りたい
7,腫瘍マーカーと言われる数値が
  紹介前の個人病院で正常値
  こちらで検査した時も正常値だったが
  それでも悪性ということはあるのか?
8,年内にある程度の治療を終えることは可能か?


先生は1つ1つとても丁寧に説明してくれました

ただ、先生の方針なのか?病院の方針なのか?
専門用語を使わないようにしているため
私が色々調べた時に出てきた言葉と
先生の説明がイコールになるのか?わからないところもあったのと
あまり、専門的な説明をしてくれないため
聞きたかった事を全部聞く事ができなかった


なんだろうな…
仕事だと、バンバン気にせず質問もできるし
詰める事もできるのに
事、自分のこととなると
この能力がまったく機能しない

ポンコツになってしまう

先生からの回答も記載します!

→で記載したのが、先生からの回答
★をつけたのが、回答に対して疑問に思ったのに聞けなかったこと


【先生からの回答】
1,癌の種類 乳頭癌?
  →乳頭癌、ただし一般的に乳頭癌と言われるものとは少し性質が違う

  ★性質が違うとは??

2,ステージは?
  →乳頭がんは、年齢で分けられるのが基本なんだけど
   それでいうと、まだ41歳で乳頭がん患者の年齢としては若いので
   ステージは1

3,進展度
  →術後にお伝えしたと思いますが、
   今回周辺の筋肉や神経への癒着が認められました。
   特に、食道の筋肉と反回神経への癒着が酷く
   食道の筋肉の一部を切除ました。
   そのため、ごはんが食べられるようになるのに
   時間がかかってしまったのと
   反回神経は温存していますが、腫瘍を取り除くのに
   どうしても神経にダメージがでているので
   一般的な甲状腺手術の方よりも、
   声が出づらいようになっていると思います。
   
4,リンパ節への転移(可能性)は?
  →なし

5,他への転移(可能性)は?
  →今現在行った検査からは、ないと判断している。
   ただし、このあと甲状腺を全部切除したあと
   放射線のカプセルを服用する治療をしたあとに検査して
   何か見つかる可能性もゼロではない。

6,どういった事から悪性と診断されたのか?
  血液検査や病理検査の数値、内容と合わせて具体的に知りたい
  →手術後にとった腫瘍を薄く切って、
   1枚1枚調べる検査でみつかりました。

  ★検査の具体的な数値や画像?などの説明はなかったので
   具体的な事は不明なまま

7,腫瘍マーカーと言われる数値が
  紹介前の個人病院で正常値
  こちらで検査した時も正常値だったが
  それでも悪性ということはあるのか?
  →腫瘍マーカーと言われる数値は、
   あくまで診断をする材料の一部にすぎない。
   その数値に異常があると言って、
   100%悪性かというとそうじゃない事もある
   その逆の場合ももちろんあります。
   なので、特別な事とか、異常な事ではないですよ。

8,年内にある程度の治療を終えることは可能か?
  →これは、声の回復次第だけど…
   まぁ、やれて手術までかな…
   放射線治療は、年が明けてからですね。
   右の甲状腺を切除したら、
   すぐに甲状腺ホルモンを補う薬の服用を開始します。
   放射線治療の前には、その薬を飲むのをやめて、食事療法など…
   少し準備期間が必要になります。
   手術終わったらすぐに放射線治療ができるわけじゃないので
   年内に手術がなんとかできて、
   年が明けて少ししてから放射線治療できたら
   すごくスムーズに進んでいると思ってください。
  
   でも、声が回復してこないと手術もできないから
   そうすると、手術も年明けてからになる事もあります。
   さっき説明したように、通常より神経がダメージ受けているから
   もしもこれで、右の神経もダメージ受けてしまうと
   今以上に声がでなくなるし、日常生活に支障をきたすから
   声の回復具合は第一条件と思っています。
   

とても丁寧に、優しく1つ1つ説明してくれました。

ただ、途中薬の話しになった時に、
「チラージンを飲んで…あっ、甲状腺ホルモンを補う薬の…」

と、言い直す場面がありました。
とにかく専門用語使わない、難しい言葉使わないを徹底したいのか?
難しい言葉が必要な説明や、難しい言葉、専門用語は端折られている感じでした。

まだしばらくはお世話になるだろうし
優しい先生なので、徐々に距離を詰めていけるように
がんばりたいと思います


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