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ブログと認知療法

今私は、退院して3週間ほどが経ち

告知を受けてからもうすぐ2週間になる

普通に仕事にも復帰しているし
なんなら、仕事も複雑で忙しいほうだと思う。

それでもここのところ、
1日1本〜3本くらいのブログを書いていた。

ブログは、数年前に仕事でやっていて
なんとなくやめてしまった
その時は、全く更新できなかった。


今回、ブログを初めてみようと思ったのは
日記のような感覚と
日本人の2人に1人が癌に罹患するという統計はあっても、なかなか身近な同年代にそういう人が居なかった事もあり、なんとなく記録を残したくなった

甲状腺の癌は、
比較的予後が良好で
進行もゆっくりと言われている

それでも、
癌、悪性という響きに
少なからず、死ぬとか生きるとかを考えた時に

寛解したら、懐かしく読み返せるかな。とか
万が一があったら、私の証になるかな。とか
そんな事も若干考えた。

が…
先日、癌に関する本を読んでいて
たまたま見つけたのだが、

その本には、私のこの行動が

認知療法 という

精神療法(心理療法)の一種だと
いう事が書かれていた。


性格なのか、性質なのかわからないが
私は自分の気持ちに鈍感だと思う

鈍感なのか?
はたまた、わかっているけど認めたくないから、意識的に目を背けているのか?
もしくは、臭いものには蓋をしろ。的に
気づかないふりをしているのか?

その辺りは自分自身でよくわかっていないが

私は

癌と診断された事で
傷つき、不安だったんだと思う。

何事もなく過ごす傍で
ブログに書くことで

あの時、実はこんな事感じたな。とか
周りには言わなかったけど
痛かったな、辛かったな

そんな事を素直に書くことで
自分を客観視できるようになってきた


人間て面白いなぁ…と思う。
自分で、自分に必要な行動を
本能レベルで選びとっているのだ

実に動物的だなぁ…


というわけで、自己紹介やブログ内には
「誰かの役に…」なんてカッコ良い事を書いてしまったけど、実は自己セラピーという

超絶個人的なブログだったというオチです😅💦💦

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