記述2:カレー

前回の記述から2年ほど経過したようだ。いや、いくつか記事を書いたが消したのだった。言語化の練習はどうなったのかというと、公開こそしていないが、2018年の1月から自分のScrapboxで日記を書くなどしていた。あらゆる問題は書くことで解決されるという言葉をどこかで聞いてから、とにかくいろいろなことを書いたり書かなかったりしていた。問題が山積していたためだ。そういった日記はあまりにもプライベートで外に出すようなものではないんだけど、なにか文章を公開された場所に配置し、見られたり見られなかったりすることを意識しながら生きていくことでなにか次の発見がありそうなので、こういったことをやったりやらなかったりしていきたい。おしまいマイライフ回避のためにいろいろやっていく。

プライベートな日記は日々の出来事の記録や問題解決のためのスペースとして、こちらは雑談のような形でフッと湧いて出た話題について書いたりしようかな。というメモ。

最近友人の影響でスパイスからカレーをつくるということをやりはじめた。あの、独身男性がやるやつである。独身男性である友人の家で一緒にカレーを作って食べたら、これが激烈にうまく、驚いた。この食材に対して、工程を、順番に、やっていくだけで、こんなうまいカレーが!?!??という驚きである。料理は魔法というより錬金術のようなものだ。いろいろな、物質の、状態が、変化することで、このような、快楽が!??!?という。

その後教えてもらったレシピやネットの情報を参考に自分でも作ってみたのだが、これもとてもうまく、驚いた。簡単に工程を説明すると、玉ねぎを切り、飴色になるまで炒め、生姜とにんにくを入れ、炒め、トマト缶を入れ、水分があらかた飛ぶまで炒め、スパイスを入れ、鶏を入れて炒め、水を入れて煮る。フローチャートにするとすごくシンプルで、予めこれやこれやこれをやっておくみたいなのがほぼないし、タイムスケールが長めなので炒めつつできる。

自分は手間のかかる料理というか、様々な食材を手際よく調理し、刻一刻と変化する状況のなかで立ち回るタイプの料理(チャーハンとかはそう)は得意ではないのだが、これはずっっとフライパン見ておけばいいからそれもありがたい。超線形調理。マルチタスクをやると大抵の場合失敗する。

料理は楽しいですね。状態変化がたくさんある。


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