オンライン英会話

今、朝の10時半。

明日は友達に会うので、身だしなみを整えるべく、髪を染め、そしてフェイスパックをしながらこれを書いている。

友達と言っても、4年ぐらい前に言語交換アプリを通して知り合ったオーストラリア人で、会うのは明日が初めてだから私は少し緊張している。

幸い彼女は大学で日本語を勉強しているので、意思疎通はできそうだ。こんな言い方をすると、英語圏で生活しているくせに日常英会話にも苦労している自分が情けなくなる。

そう言えば、先月末にcamblyというオンライン英会話のレッスンが半額になっていたので、勢いで1回30分、週5回のコースを1年分申し込んだ。値段は確か1500AUDぐらいだったので、安い方だったと思う。

これをきっかけに、自己学習で学んだ文法や表現をオンラインレッスンの時に使っていこうと思っている。

ただ、レッスンを数回受けてみて気が付いたのは、先生の中にはお小遣い稼ぎ程度に片手間にやっている人もいるということだ。

先週のアメリカ人黒人女性は、レッスンに数分遅刻してきた上に、終わる時も1分早かった。私はてっきり、彼女が遅刻した分、終わる時間は延びるのだろうと思っていたけれど、そそくさと終わりにしていてビックリした。

昨日の、同じくアメリカ人の白人男性も2分遅刻してきた上に、頻繁にコーヒーを飲んだり爪をいじりながらレッスンをしていた。その上、手で口の中をいじり出したので、私はギョッとさせられた。

態度だけではなく、教師の性格も30分という短い時間とは言え露わになると思った。

というのは、先週、タイ在住のオーストラリアのメルボルン出身の男性のレッスンを受けたけれど、彼は自分の知識をひけらかして知的さをアピールしたいタイプらしく、私の1日に30分だけの貴重なレッスン時間は、主に彼のトークを聴くことで終わった。

このような感じで、私はこれまでのところ教師の態度や性格に振り回されているので、そのようなレッスンではなく学生としてレッスンの主導権を取るためにはどうすれば良いかを考えている。

今のところ考えた一つの方法としては、毎回の授業の最初に英語で書いた日記をチャットボックスに入れて、それを先生に添削してもらったり、その日記から話を展開して会話を楽しむという方法だ。

私は日本にいた時、英語の参考書を買ったけれど最後までやり切らなかったり、仕事終わりに通おうと思って申し込んだ英会話に途中で行かなくなったり、全て自分が悪いのだが英語学習にかけたお金をかなり無駄にしてきた。

なので、今回のcamblyだけは何としても元を取りたいと思っている。

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