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そういえば人生で初めて読んだエッセイはあれかもしれない。#184

小学校の3年生位だったかな?
転校生がやって来ました。その子が私の隣の席になったことをふと思い出しました。

当時転校生が来たんだよーという報告を母にした時、「先生が友香が隣だったら話しやすいかもしれないって考えて隣にしたんじゃない?」と言っていたことまで思い出しました。

先生の意図は当時よくわかりませんでしたが、早速転校生のY君とお話する中で、彼が勧めてくれたのが、「さくらももこのエッセイ面白いよ!」ということ。

今思うと3年生でエッセイだなんて、大人びてませんか?

漫画も出てるのに、彼はあえてエッセイの方にいった、そのきっかけを今ならぜひ聞いてみたいところだけれど、そしてもう一人クラスの女の子も、言ってたんです。さくらももこのエッセイ面白いって。

それで、たぶん親に頼んで買ってもらったのだと思います。

最初は「さるのこしかけ」か、「もものかんづめ」あたりだったと思います。

面白すぎてあっという間にハマりました。

ゴーカートで事故って骨折した話の描写。
差し出した手があらぬ方向に曲がっていた話。よく考えるとゾッとする話なのに爆笑しながら読んだなぁ…。

あくまでエッセイなので絵も時々入る挿絵程度だったように記憶していますが、小学生にして、文字だけ読んであんなに面白いと思える作品に出会えたことはY君のおかげだったと思います。

それにしても、小学3年生にして、「〇〇のエッセイ面白いよ。」とさらりと言っていたあの感じ、かっこよ!!笑

どういうきっかけだったのかなぁ?

もしかしたら最初に読んだエッセイがさくらももこさんだったおかげで、文字だけの本も面白いと自然とその後の読書体験に影響を与えたのかもしれません。

きっかけって、大事だなー。

響かなければそれはそれで良いとして、自分の子どもにも、なるべくたくさんのきっかけを、と小学生の自分に再会しながら思いました。


さぁ

今日も

新しい一日が

始まります。


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