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無自覚八方美人PMのための処方箋

集団生活とは四方八方を他人に囲まれることだ。

故に美人でいることに越したことはないのだけれど八方美人ってなんか疎まれちゃう。


何故八方美人は疎まれるか?

これは、人間の他者を理解したい本能からくるものであると思う。

意見が一致したと思っていた他者が、別の人間の前では意見が異なるのであれば、意見がぶれる -> 理解できない -> 遠ざけたい存在になる ≒ 嫌いとなってしまうことが多いのではないか。


無自覚八方美人は何故産れるのか?

物事にこだわりがないのだ。すると、Aさんの言っていることも正しそうだし、Bさんの言っていることも正しそうだと考えて、相反する意見でも頷いてしまう。


どんな時に問題になる?

プライベートな関係であればさておき、仕事の場であればこれはしばしば問題になる。

開発の現場で、しかもPMがぶれちゃうと問題が多い。

ふわっと決めた仕様がデザイナーに着色されればそれもいいよね、エンジニアにフィージビリティを突っ込まれたらそれもそうだよね、社長の期限の提示にもまあいけます、なんて言ったりしちゃう。

すると、全方面からツッコミが入るし、ツッコミへの反論ができないのだ。何故ならどっちでもいいから。


じゃあどうしよう?

1、重要な判断は巻き込む人の意見を想像してみる

2、サービスの向いている方向にまっすぐかを第一義に考える

3、意見を発している人のメリットを考えて、汲むべきところは組んであげる


1は、即決せずにいったん預かる勇気を持つ。

2をうまくやるために、きちんとサービスの方向性は明文化しとこう。

3は、、、結構それっぽいことをいう作業者も結局は人なのでサボりたいだけだったりするから、何故意見が産まれたかきちんと考えて、あるいは確認して、じゃあ、どうしたいか?むしろ聞いてみるぐらいのスタンスでいいのではと思っている。


かしこ。

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