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オタクのアニメ鑑賞録Vol.215「白い砂のアクアトープ」

①面白かった度:★★★
②見た話数:24話/24話
③好きな曲:とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか
④コメント:

 女の子がかわいい(当社比)でお馴染みのP.A.WORKS作品。面白そうなタイトルに魅かれ視聴。以下の記事によるとアクアトープとは「水の場所&墳墓・水族館」という意味らしい。

 本作は、沖縄の南城市にある水族館が舞台のお話(実際に南城市に水族館はない)。主人公のくくるは水族館の館長の孫娘であり、小さい頃からその水族館と共に育ったせいかその場所にとても思い入れがあり、施設の老朽化で閉館の危機に瀕する水族館を救おうと一念発起する。

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 別のアニメの話になるが、学校が廃校の危機に瀕したり、また別のアニメでは旅館が閉館になるなど、終わりや別れがテーマになる作品は最後に必ず悲しさが伴うが、本作でも主人公が水族館を継続させようと孤軍奮闘するも、最後は閉館を受け入れる姿は見ているこちらも悲しくなる。

 しかし、閉館の最終日は水族館を愛する多くの人たちが日本中から現地に集まって各々の思い出を職員に語るシーンに感動でうるうるしてしまった。

「みんな・・来てくれてありがとう・・・!!」


 テーマが水族館ということと主人公の生き物に対する純粋さ、P.A.WORKSの作画、主題歌の雰囲気が合わさってアニメ全体に突き抜けるような透明感が感じられた。

 後期OPの「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」もとても爽やかなのでオススメ。

 

 

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