岐阜市長良さんぽ
岐阜市といえば、雄大に流れる長良川。
でもその長良川より北のエリアってあまりじっくりさんぽしたことないな〜ということで、今回もおさんぽに出かけます。
岐阜といえばもうお馴染みの、モーニングからスタート。サイフォンで淹れるコーヒーが美味しい「キリマンジャロ」にお邪魔しました。
やっぱり喫茶店のコーヒーは最高ですね〜。スペシャルティとか抽出方法とかの流行に乗っからなくても、ずっと昔から守られてきた美味しさがあります。
「俺は毎日ここのコーヒー飲まな始まらんのやぁ〜！」と笑っていた隣のおじいさん、かっこよかったな。
そしてキリマンジャロのもう一つの魅力は、ママさんの温かいお人柄。
常連さんたちの中でも一回りも二回りも年下のわたしを、いつも可愛がってくれて暖かく迎えてくださいます。わたしが撮ってお渡しした写真をお店に飾ってくださっているのを教えてもらった時は、本当に嬉しくてじーーんときてしまいました。
いつまでもお元気に続けて行ってほしいです！
モーニングでおさんぽスイッチを入れた後は、てくてくズンズンと歩きます。すると、小さな川沿いに可愛らしいお花屋さんを発見しました〜
ぴゅうぴゅうと風が吹く寒い日でしたが、店内はまるで春！色とりどりのお花たちが並んだ店内はふわふわといい香りでいっぱいで、幸せな雰囲気で満ちたお店でした。
あ、そうそう、
バレンタイン期間中はイートインができませんが、ここ「PECHE」(ペーシェ)さんのケーキは絶品ですよ。
おしりシューやモンブラン、ピスタチオのタルトなど宝石箱のようにツヤツヤのケーキたちが並んでいます。
さて、大通りをわたって住宅街を歩いていくと…
ずらっと並んだ赤鳥居を発見！長良天神の境内にあるお稲荷さんの赤鳥居でした。
長良天神はその昔、美濃国を治めた斎藤家によって建てられて以降、長良界隈の人々から厚い信仰を寄せられている由緒正しい神社なのだそうです。
斎藤家といえば、先日の「鶴瓶の家族に乾杯！」で鶴瓶師匠と本木雅弘さんが岐阜市を訪れていましたね〜リアルタイムと録画、２回も見てしまいました。笑
ちらほら梅も咲いていて、今年は春が来るのが早そうだなぁ、なんて思ったり。
長良天神の大鳥居をくぐってからは、ひたすらまっすぐに進みます。
この辺りで気付いたんですが、長良のあたりって陶器でできた煉瓦のタイル(艶のあるタイプ)が施されたお家やお店が多い気がする…！！ちょっと歩くうちにも数軒立て続けに並んでいたり、少しずつ色味が違っていたりして結構見ていて楽しいです。笑
またこのテーマでもnoteで記事を書いてみたいな。
絵のある喫茶店・・・素敵なお店の香りが感じられましたが、残念ながら休業してしまっているようでした。
最近わたしがはまっている食べ物が、長良にある山川醸造さんの「ふりかける醤油」。ご飯にパラパラ〜っとかけていただく、醤油味の不思議なふりかけです。
昔ながらの木桶を使った製法を守っている醸造所では、スタンダードなたまり醤油のほか、アイスクリームにかける醤油や卵かけご飯専用の醤油、モコモコの泡で出てくる醤油など、バラエティ豊かな醤油ワールドが広がっています。
年に何回か醸造所の見学や味噌のつかみ取り大会など、面白い催し物も開催されていますよ〜！
そして今日のさんぽの一大目的地に到着！
ずっと来てみたかった古書店「鯨書房」さん。
岐阜の郷土史を中心に扱っていますが、分厚い専門書だけではなくライトな感じの岐阜本もたくさんありました。ということで、岐阜の歴史本と昔話の本を合わせて3冊購入！これでたくさん岐阜の勉強をするぞ〜！
長良方面で可愛い＆面白い雑貨を探すなら、ここの「tRonchi」(トロンチ)さんで決まり！
オリジナルの洋服やテキスタイルのほか、わたしが大好きな「大地のおやつ」、岐阜界隈で知らない人はいない石田意志雄先生の「石ガチャ」や石アイテムを置いているナイスなセレクトショップです。
特に石ガチャは最近新聞に載ったりして、大人気！新作の情報は石田先生のSNS等でチェックしてみてください〜
さぁもうこの辺りまで来ると、長良川にだんだんと近づいてきました。
鵜がドカーンと描かれたビルはバスの中から何回も見ていましたが、近づくと圧巻の大きさと迫力。
この絵を見ると不思議と鵜飼舟が恋しくなってしまうあたり、わたしは根っからの岐阜市民なのかもしれません・・・笑
そんな風に足元に描かれた鵜飼に思いを馳せながら、今日のさんぽはおしまい！
長良川河畔には鵜飼を学べる「長良川うかいミュージアム」や日帰り入浴を楽しめる温泉施設、古き良き川原町の街並みなど、まだまだ見所がたくさんあります。
大河ドラマと連携して、岐阜市歴史博物館の２階では「麒麟がくる」特別館もオープンしておりますので、ぜひそちらもお楽しみください〜
ではまた！
喫茶店に行ってきます〜