古本屋さんになった日。
まず初めに申し上げますと、転職はしていません。笑
本好きが高じて日に日に本が増え、増え、増え………だんだん床に積んでおくスタイルも限界を迎えたある日、家の近所で古本市イベントがある!渡に舟!!ということで「その日限りの古本屋さん」になったのでした。
ちなみに今回参加したイベントはこちら!
どちらの主催者様も大変ありがとうございました◎
古本市は出店する人も来場する人も大抵本好きなので、めっちゃ楽しかった〜!
今回は準備期間〜当日までをゆっくり振り返るnoteです。
【準備編】
まずはイベントに向けて用意したもの/やったことリスト。
やっぱり一番大変だったのは本の選定。
大掃除の時もそうだけど、「手放す前にもう一回読んでみよう…」ってなって最後まで読むパターンが続出。笑
そして、本って重いです…!紙の塊だもの。。。
トランク2つにぎゅっと詰めたら腕がちぎれそうになりました。今回は近場だったのでなんとかなりましたが、遠方は無理かもなぁ。。。
釣り銭は日々の買い物でチマチマと小銭を蓄えていました。本の値段を100円単位にしたので、10円玉や50円玉が少なくて済んだのは良かったかな。
そして準備編で一番楽しかったのが、購入してくださった方へのオマケにした栞作り!
コンビニプリントの写真を蝋引きして、100均のラミネートシートで挟むだけのお手軽製作。
均一な質感に蝋を染み込ませるのが意外と難しくて楽しかった!
【当日編】
さてそんなこんなで、当日はこんな感じで設営しました〜!
うん、ぎゅうぎゅう!!!笑
欲張りか!!!
みとのブックフリマでは机と椅子、テントを貸してもらえたのが本当にありがたかったです。
特にこの日は猛暑&にわか雨で、テントがなかったら途中でダウンしてたかも。。。笑
暮らしの一箱古本市の方はややスペースが広がった&持っていった本が少なめだったので、表紙を見せる陳列に切り替えました。
椅子や机の貸与はありませんでしたが、会場は本を並べたり座ったりできるスペースがたくさんあったので問題なし。
古本市に出店される方や来場される方は本好きな方ばかりなので、陳列を覗いて下さった方とお話ししたり、他の出店者さんのスペースを見たりできてめっちゃ嬉しかったです◎
これ読む!と大きく宣言してくださった男の子(お客さま第一号!)、これからの季節にいいわね〜と柑橘レシピ本を購入してくださったマダム、知らない世界が広がります!と文庫本を手にとってくださったお姉さん、ZINEをわざわざ買いに来てくださった方々、SNSフォローしてます!と教えてくださったフォロワーさん、etc....
自分が好きだな、いいなと思って買った本が誰かにも「いい!」と思ってもらえる嬉しさがありました。
一方で「これ出すの惜しいな〜、むむむ…真っ先に売れちゃいそうだ!」と思った本が売れ残ったり…(ホッとするような哀しいような…笑)。
当たり前のことですが、本の好みひとつ取っても、自分と他者の感性には重なる部分と重ならない部分があって、世界はそれらがグラデーションになっていることを改めて感じました。
【番外編】
イベントのお楽しみといえば、ご飯!
みとのブックフリマ、暮らしの古本市ともにフード出店や近隣のお店で美味しいご飯を調達しました◎
【気になる売上編】
2日間で売れた本は30冊。
ZINEは各種30冊ずつ刷ったものがほぼ完売しましたので、なかなか好調でした◎
1ヶ月分の家賃くらいにはなったと思います。
お買い求め頂いた皆様、主催者の方々、一緒に出店して頂いた皆様、大変ありがとうございました〜!
本棚もかなりスッキリしたし、ここからまた読書の秋ということでたくさん本を増やしていきたいと思います〜笑
では、またいつかどこかの古本市でお会いしましょう。
喫茶店に行ってきます〜