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Day.11 死ぬほど下手くそなボレロ

30day song challenge」、十一日目のテーマは「決して飽きることのない曲」。本日は、聴けば聴くほど旨味が増す「死ぬほど下手くそなボレロ」をお送りします。


もう何百回も聴いてるんですが、全然聞き飽きたなぁと思わないんですよねー・・・むしろ仕事で疲れた時とか、頭を空っぽにしたい時に聞きたくなっちゃうやつ。なんで???????
イメージ映像とはわかっていても、指揮者の「ん・・・・??????」みたいな表情がどうにも可笑しくて、聴くたびにお腹が痛いです。笑

オケの名前は明確でないのですが、下手くそな中にも味がある・・・気がします。多分プロ奏者がお互いの楽器を交換して吹いてるのかな〜高校生の時に似たようなことをした記憶があります。先生にめっちゃ怒られました。

曲自体は決まったリズムとメロディのパターンを繰り返すだけなのですが、それぞれの楽器にソロが順番に移り変わっていくので(本来は)非常に色彩豊かな曲です。この曲で一番大変なのはスネアドラム(最初から最後まで15分近く同じリズムを刻むだけ)ですが、このパートだけはこの「ボロボレロ」もちゃんとしてるところに、謎のプロ意識を感じます。笑

お気に入りは、7:00〜あたりから始まる大宇宙と交信できそうなホルンとチェレスタ、ピッコロのハーモニー(的な何か)。8:00〜あたりからはさらに攻撃力が高まります。ホールで聴いたらしばらく再起不能になりそう。


たぶん、技術的に上手いだけの「ボレロ」だったらそこまで何回も聴いていないと思います。一般論とは矛盾するかもしれないですが、こんなに下手だからこそ謎の味を求めて聴いてしまう。
名曲でもなんでもない、たぶんこの30日間のプレイリストのうちでダントツに謎な一曲ですが、時には頭をカラにして笑いながら聴くのも良いものです。


(一応、元ネタがこちら。「死ぬほど下手なボレロ」の後に聴くと何十倍も上手く聴こえますが、コメント欄が「爪楊枝」一色なので、結局こっちを聴いてもなんとなくお腹が痛いです。笑)


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