Day.9 新世界
「30day song challenge」、九日目のテーマは「幸せな気分になる曲」。
本日はBUMP OF CHICKENの「新世界」をお届けします。
幸せなとき、はいっぱいあります。ご飯が美味しいとき、夕焼けがきれいだったとき、空に雲がひとつもなかったとき、散歩の途中で猫に会ったとき、家の近くの桜が満開になったとき、お気に入りの喫茶店で一休みするとき。でもそれは出来事そのものが幸せなのではなくて、そのことを家族や友人、周りの大切な人たちと分けあえることがわたしにとっての幸せです。
宝くじで一億円当たったとか、庭で油田が見つかって大金持ちになったとか、大出世して社長になったとか、いきなり超人気芸人になってテレビに引っ張りだことか、そういう誰もが羨む幸せでなくてもいい。大きいことでも小さいことでも、たとえ何もない一日だって、それを分け会える誰かがいることが何にも代えがたい幸せだと思います。
昨日が愛しくなったのは そこにいたからなんだよ
ちゃんと今日も目が覚めたのは 君と笑うためなんだよ
カメラを始めて、写真が好きな友達と出会って、わたしの世界はすっかり変わりました。ファインダーを覗いて誰かを撮って、撮られて、お互いの写真を見て笑い合うことがこれほど楽しいなんて知らなかったな。
記録としての写真ではなくて、想い出が詰まった記憶の写真が、少しずつ手元に増えていく幸せ。
世界はシャボン玉で 運良く消えていないだけ
「新世界」がポップな曲調が好きで、お出かけの時はよく聴いたり口ずさんだりしながら待ち合わせに向かっていました。コロナウイルスの影響が広まってからはそういったお出かけも減って必然的に聞かなくなっていたのですが、最近思いがけずこの歌詞を耳にした時、はっと胸に迫るものがありました。
友達といつでも会えること、「当たり前の日常」が続いていくことは思ったよりずっと、難しくて。SNSの繋がりは有難いけれど、電子回路上の「いいね!」よりもくだらないことで隣の誰かと笑いあいたい。またそんな世界に戻って欲しい。
そんな風に強く願いながら、もう少しだけ眠ることにします。
喫茶店に行ってきます〜