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G1 CLIMAX 31 ありがとう

2年連続の「秋の祭典」、いよいよファイナル!!

本日で、1カ月に及ぶ「G1 CLIMAX 31」も終わりを迎えます。

長い間日々熱い闘いを見せてくれた選手の皆さんに感謝するとともに、簡単に各ブロックを振り返ってみたいと思います。

Aブロック ~波乱と混沌~

Aブロックは、高橋裕二郎選手がG1連覇中の飯伏幸太選手から大金星を挙げるという波乱からスタートしました。

昨年も裕二郎選手はG1最初の公式戦でしたが、オスプレイ選手に敗れたのちに8連敗だったのとは対照的な輝きを放ちました。

そして、初日の対ザック選手戦で内藤選手が膝の負傷による欠場に至ったのも、Aブロックの行方を大きく変えたことでしょう。
もちろん、ザック選手に非があるわけでは無い(怪我の原因は内藤選手の着地失敗)のですが、多くのファンが動揺と悲しみで揺れていたのをSNSなどで感じ取れました。

内藤選手の欠場により、2年ぶりの同門対決や7年ぶりのNO LIMIT対決、そして毎回鉄板である飯伏選手との試合も流れてしまいました。
来年、元気な状態で内藤選手がG1に参戦した際の楽しみにしたいですね!

その後もザック選手は58年組の鷹木選手・飯伏選手をも破り、オーカーン選手との闘いでは双方ともにプロレス技術の最高峰を争うような名勝負を展開しました。

そして最終日、決勝戦進出の可能性を残した4人(ザック選手、鷹木選手、飯伏選手、KENTA選手)ですが、全員、決勝戦新ちゅつ条件に他の選手の勝ち負けが絡むという混沌とした状態でした。

その中で最後に抜け出たのは、史上初のG13連覇を狙う飯伏選手!!

史上初の栄冠まであと一つ・・・!! そこに立ちはだかるは「あの男」となりました。

Bブロック ~超人と怪物~

Bブロック初日、私にとって何よりも印象に残ったのは「レインメーカー」が棚橋選手対オカダ選手の試合を通して完全復活したことでした。

USヘビーチャンピオンとしてかつて以上の輝きを放つ「強くてカッコいい棚橋選手」に呼応するかのように、「強くてカッコいいオカダ選手」が戻ってきたのです。

そんなオカダ選手と同じく、否インパクトで言えばそれ以上の物を残したのがジェフ・コブ選手!!

毎試合毎試合、怪力無双ぶりを見せつけたコブ選手と、オカダ選手・コブ選手両名を1敗で追い続ける、ダーティーファイト上等で「勝てばよかろうなのだ」を体現したかのようなEVIL選手。

公式戦6試合目までの時点で上記3選手に絞られ、公式戦8試合目で迎えたコブ選手対EVIL選手戦。

それまでEVIL選手の介入三昧の試合展開に辟易としていた私ですが、この試合に関してだけは失礼ながら「EVIL選手は東郷選手以外も連れてきた方が良いのでは?」と思ってしまいました。

リーグ戦の展開としては、ここでEVIL選手が勝利して決勝戦進出の可能性を残した方が面白い・・・とも感じていたのですが。

まあコブ選手はそんなもの関係なくぶっ潰せる怪物でした!

圧倒的な力で闇の王を打ち砕くコブ選手に、痛快さを覚えたのは私だけではなかったでしょう。

そして最終日、シンプルにオカダ選手対コブ選手の勝者が決勝戦進出、と言う状況に。

超人対怪物の戦いを最後に制したのは、超人・オカダカズチカでした。

決勝戦、泣いても笑っても最後の1戦!

そんな訳で「G1 CLIMAX 31」、長きに渡る激闘の数々の果てにたどり着いた最後の1戦、決勝戦の組み合わせは「飯伏選手対オカダ選手」!!

間違いなく、夏より熱い秋を締めくくるにふさわしい、最高の勝負が展開されることでしょう。

やっぱり今日も、プロレス最高!!

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