見出し画像

近年の小学校お受験試験内容の動向9 面接テストの内容 お受験合格への道2022

 今回は近年の小学校お受験試験内容の動向の第9弾として面接テストの内容についてお伝えさせて頂けたらなと思います。

面接テスト  

 面接テストは、ほとんどの学校は親子面接ですが、青山学院初等部、立教小学校、学習院初等科、成蹊小学校のようにお子様の面接のない両親面接のみの小学校もあります。

 面接は、どの学校でも多くの場合、考査前に行われますが、
 ・日本女子大学附属豊明小学校、国府台女子学院小学部→考査後
 ・学習院初等科、成蹊小学校、日出学園小学校→考査当日
 ・暁星小学校、早稲田実業学校初等部→一次試験合格者のみ
 などの形式の小学校もあります。

 面接テストの形式は変更となるケースも多いので、お受験前にホームページで確認をしておくことをお勧めします。

 小学校側が面接をする目的は、家庭の養育の考え方や、求めている教育方針と小学校の教育方針に、共通認識や親和性があるか、を判断・評価します。

私立小学校の分類

 今回は私立の小学校の傾向を大別して分類してみます。
 ※国立小学校に関しては別のコラムで分析していきます

【共学で、宗教色のない小学校】
 慶應義塾幼稚舎
 学習院初等科
 成城学園初等学校
 成蹊小学校
 早稲田実業学校初等部
 昭和学院小学校
 日出学園小学校
 千葉日本大学第一小学校
 聖徳大学附属小学校
 など。

【共学で、宗教教育を実施している小学校】
≪ミッション系≫
 青山学院初等部
 玉川学園小学部
 聖学院小学校
≪仏教≫
 淑徳小学校
 など。

【男子だけの学校】
 立教小学校
 暁星小学校

【女子だけの宗教教育を実施している小学校】
≪ミッション系≫
 雙葉小学校
 田園調布雙葉小学校
 横浜雙葉小学校
 白百合学園小学校
 湘南白百合学園小学校
 聖心女子学院初等科
 東洋英和女学院小学部
 立教女学院小学校
 光塩女子学院初等科
≪仏教系≫
 国府台女子学院小学部
 など。

【女子だけの宗教教育を実施していない小学校】
 日本女子大学附属豊明小学校
 東京女学館小学校
 川村小学校
 など。

面接対策

 上記の様な大別した分類からお受験をする小学校を選択していくことになります。そして、各小学校の教育方針が家庭の教育方針と一致しているか検討していきます。
       
 そして、それらを検討していくなかで、お子様の教育と向き合い発見する答えが面接に重要な解答となり得ます。

 近年では、面接を実施しない小学校も増え、重要視しない面も伺えますが、面接を実施する小学校では家庭と小学校の教育方針の一致と安定的な通学環境、一般的な社会規範(倫理観、道徳観念、礼儀作法や慣習)が大切であると言えます。

 そのため、面接も含め志望動機やアンケート又は作文においても志望小学校の教育の理念や沿革、現在の教育方針も踏まえて具体的なエピソードを交えて表現するのが好まれます。

 面接テストで重要なポイントとしては、
 ・面接テストに相応しい服装で臨む
 ・常識・良識ある受け答えができる
 ・家庭と小学校の教育方針が一致している
 ・小学校の特殊性を理解し協力的な態度である
 ・安定的な通学環境が整えられている
 ・養育の程度が小学校の募集水準を満たしている
 ・家庭の養育のなかで常識・良識ある教育がされている
 などが挙げられます。

 そして、これらのポイントを面接や願書、アンケート又は作文の状況を踏まえ多角的な考察をしていると言えます。

 注意点としては、面接の受け答えで本来の養育環境を暴露してしまう恐れもあるため、国立・私立小学校のお受験を決定すると同時に家庭内の教育方針もしっかりと定め、それに沿う生活エピソードを記録しておくと効果的です。

 これらを整えておくことで、面接時にイレギュラーな質問がきても難なく対応できる様になります。

まとめ

 近年では面接テストの重要性は以前と比較して低くなっていると言えます。しかし、まだまだ面接を重要視している小学校もあることも確かなので、悔いが残らないよう、早めの対策が必要不可欠です。

 面接テストで好感を持たれるのは抽象的で高尚なエピソードよりも学校の教育方針に則した具体的な微笑ましいエピソードや工夫したエピソードなどです。

 受験前には志望校の教育方針を踏まえながら、意識的に養育に取り入れていくと面接テストの際に答えに窮することはないでしょう。

 具体的な願書の志望動機の記載例や、アンケート又は作文の文例に関しては別の回でお伝えさせて頂けたらと思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 今回のコラムも私の個人的な知見に基づくものですので、必ずしも正しいとは言えませんし、他で主張されている理論を批判するものではないことをご理解いただいたうえで、一考察として受け止めて頂き、大切なお子様のお受験に役立てて頂けたらと思います。

 「フォロー」や「すき」をして頂けると励みになりますので、ご迷惑でなければ宜しくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?