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新世界秩序は決して陰謀論ではない

 コ◯ナパンデミックが起きてから、世界政府フォーラムはそれを推進理由として主導し、今では「グレートリセット」というワードは当たり前のように使われ出していますが、それは決して、パッと出て湧いたような議論ではなく、何十年も前から世界的に、そして計画的に進められてきた世界連邦運動(「国連を強化」して「世界連邦政府」を作る運動)の一環です。

 長年陰謀論とセットで語られてきたような新世界秩序(ニューワールドオーダー)というのは、結局ただの宗教団体の運動というレベルではなく、どんどん進行して、
国連によるSDGsを生んだわけです。
 そのSDGsの基本理念「誰一人取り残さない」が本質的にどういう意味を持っているのか、わかってくるのではないでしょうか。世界連邦の基盤を整えるために、世界の国民に同じ方向を向いて取り組ませるための指針がSDGsということです。


 


 
 急速に進むデジタル化や今、仕切りに議論されているベーシックインカム国際連帯税、自民党による憲法改定の動きも当然、新世界秩序に向けた動きとしてしっかりと辻褄が合ってきています。


外務省が世界連邦の国際連帯税を正式に要望



 そして、長年、この世界連邦日本国会委員会の会員を務めてきた岸田文雄(現在は委員会顧問)が、この何とも都合の良いタイミングで首相に選ばれ、世界経済フォーラムダボス会議で「今我々は、グレートリセットの先の未来を描いて行かなければなりません。」と発言し、憲法改正実現本部なるものを作っているわけです。
 

 自民党による改憲は10年以上前から議論されていますが、東日本大震災、米中戦争リスク、コ◯ナと危機が起こるたびに、やはり憲法改正は必要だと国民を納得させようとしてきたわけです。

 ちなみに、今回の岸田内閣の憲法改正草案は、安倍内閣時代に構想されたものになります。
 自民党が改正したい内容は大きく分けて3つあります。

一つは、自衛隊の違憲性の撤廃 安倍内閣で集団的自衛権と言うワードを目にした方も多いですが、要は憲法により日本は物資などの支援のみで、戦争に参加することができないため、それを撤廃したいわけです。つまりいつでも戦争を起こせる状態にしたいと言うことです。

二つは、緊急事態条項の追加 緊急事態条項とは、緊急時に内閣の権限を強め、国会を開かなくても内閣独自の判断で法律を作れたり、国民の行動に制限をかけたり(緊急事態条項がないため、2020年の緊急事態宣言は法的に拘束する力をもたなかった)、政府に対する反政府運動や対抗勢力を弾圧することができるようになると言われています。


 ドイツの独裁政権ナチスをナチス垂らしめたのは、世界恐慌という経済危機に乗じてナチスにより制定されたこの緊急事態条項(全権委任法)であり、これにより、反ナチス政権の職業追放や逮捕、優生思想を前面に出した強制断種法、そしてホロコーストにつながったわけです。


 また実際、カナダは先月、反ワ◯チ◯運動者をこの緊急事態法の発動によって排除しています。

三つ目は、参議院の合区解消と憲法改正要件の緩和 合区解消ができれば自民党が確実に党員を増やすことになり非常に有利になります。また、憲法改正草案にある憲法改正要件の緩和が実際に決まってしまえば、充分な議論がなく、簡単に法改正ができてしまうことになります。自民党が目指すのは中国共産党のような独裁的な一党体制ということでしょうか。

 これにより見えてくる、と言うよりは
コ◯ナがそれを加速し、もはや、ほとんど目標が具現化されつつあるわけでが、新世界秩序というのは

世界統一政府下でのAI・デジタル超管理社会

グレートリセットでの国民の一元管理、そして

政府に逆らうものは排除できるという基本的人権の存在しない法律下での生活ということになります。

 さて、そうなればなんとなくワ◯チ◯接種推進の真の狙いが見えてきたような気がしないでしょうか。以前、「グレートリセットに向けた管理・監視社会は始まっている」の記事でも言及しましたが、その分断が反政府論者を炙り出しているとなれば、すごく辻褄が合うような気がしています。SNSは監視されていると言ってももはや何も驚きませんが、この分析は割と現実味を帯びていると感じています。

 とはいえ、間違いを間違いだと言えない世の中なんて絶対におかしいはずです。

 私たちは何のために生まれてきたのか。
 
 それは決して、ただただ騙され、都合のよいように利用されるためでもなく、価値観を押し付けられ、飼い慣らされたロボットのように生きるためでもないはずです。

 みなさんがそれを広めようとして、社会的な信用を下げて、生きにくい生き方をする必要はありません。私は、感情が先行し、思慮の浅い行動をとることは、それこそ分断が進んで思う壺だと考えています。

 メディア、政府や大勢の意見や、都合のよい話(願望を具現化したような話)をすぐに鵜呑みにするのではなく、多角的に調べるくせをつけ、一人、また一人と自分で理解できる力をつけていくことが非常に重要だと感じています。

 地道にはなりますが、少しずつそのような人が増えていくことが本当の国民主権社会への一番の近道になると考えます。


 
 


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