社会性
ひとりぼっちで構わないと、
思えてはいるけれど
やっぱりどうしても寂しくなってしまう
まあ、きっと誰といても
僕は寂しさから逃れられないのだろうけど
嘆く割に
その渦中に居続けるのは、どうして
変わろうとしないのは、どうして
嫌いだ、不幸だと見せる割に
笑えてるじゃないか
人と関わって
揉まれるけれど、弾き出されはせずに
社会の中で生きていける君が
不快で、
羨ましくて、
疎ましくて、
輝いてみえる
どこまで行けばいいんだろう
あの帰り道の続きを、僕だけずっと歩いている
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