しゅうまつ

何もかもから逃れてしまいたくて

こんな退屈は
これ以上ないほどの幸福のよう

息苦しい
誰もわかってくれない なんて
稚拙だと怒られそうな
悩みだけが本心だ

いっそ捨ててしまえたら
楽になれるのかな
できれば避けたいけど
この手のひらからは
もう
ぼくの命はこぼれおちて
しまっている

いつから
しにたいが
頭をよぎるようになったのだろう

こんな苦しいは
幼さと軽んじられた

思春期だと言うものなら
早く終わって
何か決心ができてしまう前に
大人になれたらいいな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?