不明瞭なままで
曖昧な言葉ばかり紡いで
絶対的に明日が保証されていると
愚かしい勘違いをしている
この強迫的な焦燥を
夢と呼ぶのなら、
それは、想定とあまりにも違っている
ゆるやかで穏やかな
微睡みに
睡蓮が浮かんでいる
そんな美しいまま
溶けてしまえたらいいのに
なんて、気持ちが半分と
激しすぎる夢に焦がされる日々が
興奮で心地よくて堪らない
という気持ちが、半分
そんな混濁が
きっと、僕そのものなのだろう
都合の良いように改変して
根拠も、言葉もデタラメなのに
それっぽく定義づけて
掴み損ねて忘れ去ってしまうから
知りかけてることも、大事なことも
まだ、言葉にはできないままでいい
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