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神保町で書店をオープンして111日目 勢いで2店舗目をオープン

何ごとも勢いですね。やっぱりいくらデジタルで素敵な写真を見ても、実物の場所を見た感動には勝りません。
passageの3号店solidaを内見した感想を、一つ前のエントリー(感想)に書いているうちに出店したくなり、即、ポチッと、出店続きしてしまいました(汗)

https://note.com/kokuhoujyubun7/n/n39553051ef7d

そしてpassage SOLIDAオープン日の3月1日(111日目)に、12冊納品してきました。

ブックスタンドとブックエンドは無料で貸してもらえました

passageには、一つの建物の1階と3階(つながっていない、外に出てエレベーターに乗る)がすでにあり、今回は少し離れた別の建物で、つまり3つの店舗が存在します。
便宜上、passage1、passage2(bis)、passage3(SOLIDA)と番号振ります、ややこしいので。これは、いくら言葉で説明しても、行って見るしか、良く意味がわからないと思います。
実際、passage1に棚を借りているワタシは、passage2で新しい棚を借りても、たぶん、新規の登録料(1万円台)や新しいメールアドレスで別アカウントを新規登録(クレジットカードや振り込み口座、住所、本人確認書類)は要らなかったと思います。なぜなら、同じpassageだから。
と、思ったら、passage3は、passage1や2に、棚を持っていても、全くの新規として、すべての登録などが必要になるのです。
これって、面倒だなぁ、なんでだろうと、思いましたが、行ってみると、なるほど、建物が違うと、別のアカウントにしたほうが、スムーズになるなぁと、体感して、初めて分かりました。

ただ、スマホで「売れたかどうか」を見るのが楽しみにしてるのですが、このアカウント2つは統合されていないので、いちいちログアウトして、別アカウントでログインし直さないといけないのが面倒です。(2週間〜一ヶ月に1冊くらいしか売れてないので、ログインし直して、売上数字がゼロを確認するのは、喜びよりも、哀しさが・・)

なお、この「面倒」だなぁは、文字通り面倒な手続きが必要と誤解されると困るので、改めて強く表明?しておきますが、昨年の1棚目(passage1)と、今回の2棚目(passage3)の出店の手続きから、出品の登録、新刊の仕入れ、支払い、売上の入金など、すべてスマホだけで完結しています。パソコンすら使ってません。
しかも(思いつきで衝動的だったので)2棚とも、申込みの手続きは、電車の中でしました!
決済サービスのsquareが、なんかアンドロイドスマホと相性が悪いみたいでエラーが時々起こる、ことを除くと、いやそのエラーが起きた時もパソコンで処理することなく、スマホでなんとか処理できています。

スマホでできないのは、本を持っていって並べる、その後にオーナーズカードをもらって3階で無料のお茶を飲む、くらいです。(本を並べるのも、実は郵送すると並べてくれるのです!が、並べに行って、ほかの棚を眺めたりするのが楽しみなので)

きっと、このpassage1・2と3が分かれてるシステムも、passageのエンジニアリング力はめちゃめちゃ高いので、そのうち統合されるんではないかしらん、と期待半分以上で、正座待機しています。

あっ、passage3(SOLIDA)は、前エントリーの第一候補の、2階の新書文庫専門の棚「ウージェーヌ・シュー通り」6番地と、ほぼ目線の高さの素晴らしい立地。passage1での棚に比べると、お客さまが立ち読みできる高さです。
(passage1は、すずらん通りの入口から見えるほどのいいブロックですか、ワタシの棚の位置は上から2つ目で、だいたい2メートルくらいの高さなので脚立にのることが必要)

下から4番目、ほぼ中央と言ってもいいでしょう!
階段を上って2階の右(写真では棚の横しか写ってない面)にあります

いまのところ、1階の棚はかなり本がナランデイマシタガ、2階はほかの棚がスカスカ気味。早くたくさんの本で埋まって欲しいですね。

https://passage.allreviews.jp/store/QCZOHUQ6II6KCBEMZTNPNYMY


この棚の選書は、どんなポリシーでやるかとか決めてないので、たしか3年前の大河ドラマが渋沢栄一だったときに、買って完全に積ん読だった鹿島茂さんの渋沢栄一の文庫を入れてみました。もうすぐ渋沢栄一が1万円札になるので、また脚光を浴びて、誰かの本棚へと旅立てば嬉しいです。


価格の設定は、だいたい新刊の3分の1、7割引きくらいにしています。
本の登録のとき、バーコードを読み取ると自動で新刊の税込み価格が出てくるので、その数字を3でわってます。この仕組みもなにげに便利。
一年以内に刊行の新しいのは、半額とかにしようかな、新刊は混ぜるとお客さまが混乱するからしばらくは見送ろかな、とか。passage1で、やってる今見れる国宝重要文化財のポストカードを使ったデコレーションは、高さ2メートルでは視認されてないと思うので、こっちに移そうかなぁとか、色々考える楽しい書店経営です。
あとは、売れたら言うこと無し!


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