【国宝語り】これから始まる「やまと絵」展について

東京国立博物館で10/11から開催される「やまと絵」展。主な作品の展示期間が公式サイトや公式X(Twitter)で発表されました。

「やまと絵」展で見たいと思っていたのが
「信貴山縁起絵巻」の飛倉巻
「鳥獣戯画」の甲巻の前半
「伴大納言絵巻」の応天門炎上の場面
なんと!展示期間①に集結してました!「鳥獣戯画」の甲巻の前半が見られるかは現段階では不明とはいえ、見たい場面が全部重なったのはラッキーです。「伴大納言絵巻」が①の期間のみというのが大きいですね。さっそく週末用の日時指定券を購入してきました。
神護寺の伝源頼朝像などが見たい方は②です。
展覧会が始まってからテレビなどで見て、行こうと思っても、見たいものの展示が終わってる可能性が高いので、要チェックです!
前売の割引などは無いし、週末は時間指定制なので、金額的(2100円)に行くのを躊躇う人もいるでしょうけど、長年、国宝探訪してる私に言わせてみると、都内に住んでる場合は高いと思っても行った方がいいですね。東京にこれだけのものが集まる機会は無いと思うので。今後、やっぱり見ておけばよかったと思ったり、それぞれの作品をバラバラで見に行ったりするくらいなら、行った方がいいです。「伴大納言絵巻」は都内の出光美術館所蔵ですので、見たいのがそれだけなら見送ってもいいかもしれません。そうは言っても、保護のため出光美術館でも数年に1度しか展示されないようです。前回の展示は10年ぶりという話も聞きました。
一般的には「鳥獣戯画」の甲巻が展示されるので、すごく混むのか、「やまと絵」という単語にピンと来なくて、それほど混まないのか、よくわかりませんが、私としてはここ数年で一番の展覧会なので楽しみです。

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