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「国立大学法人法『改正』の問題点を考える研究集会in駒場」開催のご案内

この度、学生有志が共催し、
「国立大学法人法『改正』の問題点を考える研究集会in駒場」
を開催いたします。

○開催概要
日程:12月7日(木)19:00〜21:00
場所:東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
形態:対面+Zoom同時オンライン配信
参加については要事前登録:
・対面参加:https://forms.gle/wyr6FbEZyEBrLrPX8
・オンライン参加:https://forms.gle/ojUV1CeMdw9cszRFA
主催:東京大学学生・教員有志
共催:国立大学法人法「改正」に反対する学生有志

○開催趣旨
 私たち、東京大学学生・教員有志は、この度の国立大学法人法「改正」に関する東大構成員の憂慮を可視化し、深く正確な知識のもとで今後の運動を拡大してゆくために、東大駒場Ⅰキャンパスにて研究集会を開催いたします。本企画は「国立大学法人法『改正』に反対する学生有志」が発案し、賛同した教員有志と共催する形で成立しています。「国立大学法人法『改正』に反対する学生有志」は、東京大学を中心とした複数の大学の学生からなるネットワークです。声明の公開や東京大学駒場キャンパスでのビラ配布、SNSでの広報活動などを通して、国立大学法人法「改正」の問題点を可視化し、輪を広げたいと思って活動して参りました。
 今回の法改正とも関係が深いとされる総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)には総長が加わっており、合議体設置が義務付けられる「特定国立大学法人」に指定されることがほぼ確実である東大の構成員は、今回の法改正の紛れもない当事者です。しかし、東大は合議体設置が義務付けられる「国際卓越研究大学」に申請した経緯もあってか、現時点では執行部からは特に目立った反応がありません。そこで、東大をはじめとする大学の学生・教職員有志がボトムアップで問題について理解を深めてゆくことはとても重要なことであると考えています。
 また、今回の法改正は、先述の国際卓越研究大学制度など、国立大学の独立行政法人化以来、大学を経営体に変えようとしてきた一連の政策の流れに位置付けられます。この流れには、五神真東京大学前総長の政策も位置づけられるでしょう。加えて、今回の法改正によって合議体の設置が求められる「特定国立大学法人」は政令で指定されることになっており、その対象はいまだ判然としません。そこで、複数の大学の構成員からなる学生ネットワークが共催する企画として、今回の法改正のみにこだわらない形で、広く大学行政などについてご発信をされてきた方々を所属大学に関わらずお招きし、広く問題を検討する研究集会を開催することにいたしました。

○プログラム
19:00–19:10 研究集会趣旨説明とスピーチ(東京大学教員有志・田中純)
19:10–19:20 國分功一郎さん(東京大学大学院総合文化研究科)スピーチ
19:20–20:00 法改正についてのセミナー(東京大学教員有志・隠岐さや香)
20:00–20:10 本田由紀さん(東京大学大学院教育学研究科)スピーチ(オンライン)
20:10–20:20 駒込武さん(京都大学大学院教育学研究科)スピーチ(オンライン)
20:20–20:30 共催団体「国立大学法人法「改正」に反対する学生有志」スピーチ
20:30–21:00 代読メッセージ

※国立大学法人法「改正」に反対する学生有志
宮崎優毅(東京大学文学部国文学専修三年)
※東京大学・教員有志
隠岐さや香(東京大学大学院教育学研究科教員)
田中純(東京大学大学院総合文化研究科教員)

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