ビー🍆 全曲レビュー(その２)

皆さん、おはこんばんちは。

一週間のご無沙汰です。今週も「無敵のビーナス 全曲レビュー」のお時間がやって参りました。
司会の好々爺Ｑです。
お茶の間のひととき、しばらくのあいだお付き合いください。
(↑ビー🍆のＰＶに合わせて、昔のテレビ番組風に始めてみました😆)

さて、スタダ福岡営業所の「ばってん少女隊」＝ばっしょーちゃんの5thシングル「無敵のビーナス」が5月9日に発売。オリコン・デイリーランキング3位、ウィークリーランキングでも6位、カウントダウンTVでも20位に入ったのを見ました🙌

それを記念して始めた全曲レビュー、今回「その２」では、カップリング曲の
「bye bye bye」
について書きます。

３曲目の「ススメ！MIGHTY GIRL」、それからBlu-ray特典映像ディスク付きの「見んしゃい盤」及びメンバー2人ずつの紙ジャケット盤3枚に収録されているライブ音源が特典映像と関連している件については、その２を書き始めたらやっぱり長くなって来ちゃいましたので(笑)、その３で書きたいと思います😆

例によって、音楽の神髄を極めたわけでもなく(笑)、専門家でもないこの私が(笑) 、勝手気儘に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうぞ最後までお付き合い下さい。m(_ _)m

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２.「bye bye bye」
この曲もね～、いいんですよ！
だからレビューで書きたいことが溢れてきて、めちゃ長文になってしまいました😆
詞、メロディ、アレンジともに素晴らしく、カップリング曲としては最強クラスの出来映えだと思います。

追記：(2023年6月)
↓こちらはりるみゆが加わった新6人ver.の動画です。引きオンリーのアングルですから、ダンスのフォーメーションがよく分かります。

プロデュースは、ばっしょーちゃんへは２曲目の楽曲提供となるヤマモトショウさんの作詞・作曲。

1stアルバム「ますとばい！」収録の「びびび美少女」を書いて下さった方です。

ネット情報によりますと、ヤマモトさんは1988/2/19生まれ、静岡県出身。
バンド「ふぇのたす」のギター、作詞作曲担当としてデビューし、バンド活動の傍らシンガー、アイドル、声優など多数の楽曲提供、プロデュースなどを行ってこられました。

2015年9月のバンド解散後より、本格的に作詞・作曲家として活動を開始されています。

「びびび美少女」もすごくノリのいい曲で、ライブでは必ずセトリに入りますし、鯛員(※注)からのコールも入って大いに盛り上がります。
(※注：この呼称は2021年12月より「隊員」に変更されました)

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んで、話を「bye  bye bye」に戻しましょう。
この曲、とにかく詞がいいんです😄

♪bye bye bye bye bye bye bye
♪ただのさよならにはならないから
♪bye bye bye bye bye bye bye
♪また会えたらねって 意味にしちゃおう

「さようなら」の意味は、「左様さようならば」の略です。「そうであるならば」という意味で、後ろには「左様ならば、ご機嫌よう」と続きます。

どうしてそう言うかというと、「こんにちは」という挨拶が、昔は太陽のことを「今日様」と呼んでいてお日様に敬意を表した呼び掛けだったとされています。

「今日こんにちは、元気ですか？」
「はい、元気です」
「左様ならば、ご機嫌よう！」

これが本来、挨拶のワンセットだったのです。
ですから、実は「さようなら」は別れの言葉ではなく、
「左様なら(お元気なら)、なによりです。今後もどうぞお健やかに過ごしてください」
という祈りを込めた言葉だったのです。
(これはネット検索、東洋思想家・境野勝悟さんの講話からの引用)

そして「バイバイ」は、英語の「good-bye」の略。これは本来「god by」、つまり「あなたのお側には神様がいらっしゃいます。だから安心して」という思いやりの言葉です。

日本語と英語２つの言葉の意味を、この「bye bye bye」の歌詞はしっかりと捉えた内容だと言えるでしょう。

♪明日もまた会えるから
♪きっと言えるんだよ bye bye bye

他にも、冒頭の「桜」をモチーフにした「出逢いと別れについての考察」もいいですし、上の動画はワンコーラスしか収録されていませんが、通して聴くとじわり感動が湧いてくる、本当にいい歌詞ですよ！😉

無敵のビーナス

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ところで。
「びびび美少女」にもこの「bye bye bye」にも、ちょっと哲学的なフレーズがあるんですよね。

「びびび美少女」
♪かわいいが選ばれる？
♪いや選ばれた子がかわいいの
(ちょうど↑上の動画にも出てきます)

とか、

「bye bye bye」
♪一番最初と
♪一番最後って
♪一番遠くて
♪一番近いもの
とか。

そう思っていたら、ヤマモトさんのプロフィールを見て理由が判りました。

なんと！
ヤマモトさんの出身大学は、東京大学 文学部 思想文化学科 哲学専攻！
そりゃ哲学的な歌詞になるわけだ。

にしても、東大出身のアーチストとは！
ヤマモトさん、尊敬します😆

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次はこの曲のメロディとアレンジについて。
これも私は大好きです。

楽曲構成は、
(１番)サビのＣメロ始まり→Ａメロ→Ａ´→Ｂメロ→サビＣメロ→〆めのＤメロ
(２番)Ａメロ→Ｂメロ→サビＣメロ
(大サビ)大サビ前のＥメロ→サビのＣメロ→Ｃメロ繰り返し→〆めのＤメロ

２番では、〆めのＤメロを省いて間奏に入ります。これによって、大サビ前のＥメロにつながる余韻が生まれます。

そのＥメロが、上に書いた
♪１番最初と　１番最後って
♪一番遠くて　一番近いもの
の部分で、ここから転調してサビＣメロへと移るアレンジは王道ですね。
このＥメロのエフェクト、きーなとちゃん瀬田の声が右へ左へと移動して聴こえるのもカッコいいです！😄

この他にも、メロディと歌詞が融合した大好きな部分があります。

(Ｂメロ)
♪しんみりって言葉の　しんみりさとかすごいし
♪ありがとって言葉の　うれしさもあるけどあるけど

この部分の最後、「あるけど あるけど」って同じ言葉を２度繰り返すところ！

ヤマモトさんが曲作りするとき、メロディ先派か、リリック先派かは分かりません。
が、同じメロディを繰り返して、さらにそこに同じ言葉を重ねて乗っけるって、なかなかないと思うんですよね。

♪あるけど→１回だけでサビに移っても楽曲的には全く不自然じゃないと思いますが、この「重ね」が見事なリズムと余韻を生み、そこからサビに入って行くテクニック！
ヤマモトさん、たまりませんよ！😆

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次は音源。
これは「ビー🍆」のホーンセクションも入るナマ音中心とは正反対の、全て打ち込みで成り立っています。でもそれ自体が、この曲の雰囲気を作り上げていますね。

メンバーがリリイベに行った先などで、新曲プロモーションのためローカル・ラジオに出演しているんですけど、ある番組で愛ちゃんがリスナーからのメッセージに答えているところをYouTube動画で見ました。

DJ「リスナーからのお便りです。『bye bye byeのイントロがすごく好き』だそうです」
愛「あ、それ分かります～。とってもいいんですよね～」

これは私も全くの同感です。
ディレイをかけ、音が遅れて重なってくるエフェクトがめちゃくちゃカッコ良くて、なんて印象的なイントロでしょうか。「つかみはオッケー！」って感じですよね。

この曲も「聴きんしゃい盤」にはインストロメンタルver.が収録されていますが、ボーカルの入ってないヤツでも何かつい聴き入ってしまうほど、いいメロディとアレンジだと思います。

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という訳で。

「ビー🍆」に続いて「bye bye bye」も、これほどの言葉が溢れてくるほどいい曲なんだな～と、今しみじみと感じています。

ではでは、皆さん。長文へのお付き合い、ありがとうございました。
またこの次、レビューその３でお会いしましょう！

また会えるから、きっとこの言葉が言えるんですね😉
ごきげんよう、さよならDestiny！