見出し画像

事実は小説よりなんちゃら…

皆さん、おはこんばんちは。

これから書くことは、今からざっと7年前に起こった出来事です。

以前、他のSNSの日記に書いていたものですが、ふと思い出してこちらにアップしてみようと思い立ちました。

なぜそう思ったかというのは、後で説明したいと思います。

それでは、ちょっと読んでやってくださいませ。

🚲🚃🚲🚃🚲🚃🚲🚃🚲🚃🚲🚃

今日、私の携帯に一本の電話が。

市外局番は見慣れたものだが、番号自体は知らない。
名前で表示されないのだから、当然、携帯の電話帳にも登録されていない。

しかし、知り合いかもしれないから出てみる。

ぽちっとな。

相手(女性)「あの、○○と言いますけど、今日はどうしたらいいのかと思いまして…」
私「は?」
相手「あ、あれ? 〝ひがしそのぎちょう〟のシルバー人材センターの方じゃないんですか?」
私「違います」
相手「え? あ、そうですか。失礼しました」
ぷち。

切った後。私の心の独白
(ナンダッタンダロウ。ただの間違い電話にしてはおかしかったな。それにしても…。なんで、よりによって〝ひがしそのぎちょう〟だったんだろう???)

しばらくして。
また同じ番号から電話が。

ぽちっとな。

私「もしもし」
相手「あ、さっきの方ですか?」
私「はい、そうです」
相手「あ~、そうですかぁ。…あの、本当にシルバー人材センターの方じゃないんですか?」
私「違います」
相手「あ~、そうですかぁ」
ぷち。

心の独白
(ワケ分からん。なにがどうなってるんだか。それにしても。よりによって〝ひがしそのぎちょう〟って。いったい、どういうことなんだ???)

翌日。

今度も見知らぬ携帯番号から電話が。
名前で表示されないのだから、当然、携帯の電話帳にも登録されていない。

しかし、知り合いかもしれないから出てみる。

ぽちっとな。

相手(女性)「あ、あの○○さんですか。□□です。明日の件なんですけど……」
私「(慌てて話をさえぎって)あの、あの~。ひょっとして〝ひがしそのぎちょう〟のシルバー人材センターにおかけですか?」
相手「あ、はい。そうですけど。え? 違うんですか?」
私「違います」
相手「え~。だって、いつも人材センターにかけたら電話が転送になって、○○さんにつながるじゃないですか」

心の独白
(そうか! 謎の輪郭が見えたぞ! 〝ひがしそのぎちょう〟のシルバー人材センターでは、職員が不在の時は転送電話に設定する。その設定した転送先の電話番号が間違っている。それが、たまたま私の番号だったのだ!)

私「かくかくしかじかで、全くの個人の電話に転送になっているんです」
相手「あ~、そうなんですか。じゃ、どこにかけたらいいんですか?」
私「知るか~~~っ!」

あ、いや。今のは心の独白。

私「さぁ。全く関係ない個人なので申し訳ないのですが、わかりません」
相手「そうですかぁ」
ぷち。

電話の後、スマホでネットにつないで〝ひがしそのぎちょう〟のシルバー人材センターを検索。電話番号を調べて、近くの公衆電話からかけてみた。

電話「ぷるる。ぷるる。ぷるる・・・ぷち。ただ今、電話を転送しております・・・ぷるる。ぷるる・・・」

すると、私の携帯電話の着信音(♪「恋するカレン」by大滝詠一)が流れ始めた!

間違いない!
(っていう決めぜりふの芸人がいたなぁ。名前忘れたけど)
↑心の独白。

翌日。

平日の午前中。
〝ひがしそのぎちょう〟のシルバー人材センターの番号をプッシュする。

相手(男性)「はい。〝ひがしそのぎちょう〟シルバー人材センターです」
私「あ、私、福岡に住んでいる○○と申します。実は、かくかくしかじかでちょっと迷惑を被っているんですが・・・」

すると、相手は意外な事実を語り始めた。

相手「あ、それはご登録メンバーの方から聞いています。しかし、こちらで調べてみましたら、転送先の電話番号は間違っていないんですけどね~」
私「え?(絶句)」

職員の方によると、こういう話らしい。
数日前。電話のキャリア会社を、社名を「英訳」すると「everywhere」になる会社から、社名を「和訳」すると「やわらか銀行」になる会社に切り替えたとのこと。

そのとたんに、転送電話がおかしくなってしまったのだという。

なんと。人為的ミスではなく、機械的なトラブルだったらしい。

相手「今、“やわらか銀行”に原因を調べてもらっているところなんです。申し訳ありません」

その後1~2日、あきらかに〝ひがしそのぎちょう〟の市外局番で始まる番号から数件の「着信アリ」。

しかし、めんどくさいので出なかった。

すると、気がついたらいつの間にかかかってこなくなっていた。
きっと「やわらか銀行」の人が解決してくれたに違いない。

おわびの電話はどこからも来なかったけれど。(チクリ)


それにしても…


いったいどうして〝ひがしそのぎちょう〟だったのだろう???

そもそも、これをお読みの方で〝ひがしそのぎちょう〟が何処にあるかご存じの方が、どれくらいいらっしゃいますか?

漢字で書くと〝東彼杵町〟。
こう書いても、これを〝ひがしそのぎちょう〟と読める人って、なかなかいないと思います。

東彼杵町は、長崎県の中ほどにある大村湾に面した小さな漁港の町です。その昔はクジラ漁が盛んでした。

Screenshot_20180427_232235.jpg


立っていて最高180度回転すれば、必ず海が目に入ってくるという田舎町です。

そしてそこは…

私の女房が、生まれ育った土地なのです。

わからない。
なんで、よりによって〝東彼杵町〟だったんだろう…

🚲🚃🚲🚃🚲🚃🚲🚃🚲🚃🚲🚃

以上でございます。

なぜ、この話を思い出してアップしようと思ったかと言うと、NHK・BSで朝やってる火野正平の自転車旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」で、今週は長崎の東彼杵を巡る旅だったのです。

女房は、まさに昨日やっていた「千綿ちわた」の出身で、見覚えある風景がテレビに映ってとても嬉しかったです😉 

DSC_0020.JPG
DSC_0019.JPG

それにしても、小説のような出来事って、起こるものなんだなぁ😆

ではでは皆さん、ごきげんよう、さよならDestiny!


追記:
千綿駅はこの日記を書いたあと、2022年4月に私の推しメンばってん少女隊のきーな(春乃きいなちゃん=長崎県出身)が、自身のインスタで紹介してくれました😆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?