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どんでん 全曲レビュー(その2)

皆さん、おはこんばんちは。

私立恵比寿中学6人体制初、6月6日に発売されたシングル「でかどんでん」。
オリコン・デイリーランキングは2位、そしてそしてウィークリーランキングは3位となりました~!!!!
(!は4つまで😄)
やりましたね~!🙌

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「でかどんでん」CDが手元に届き、改めて
「あ、やっぱエビ中スゲーや!」
との想いが溢れ、それをブログに綴っております。
この「でかどんでん」全曲レビュー、本日は「その2」であります。

今回のシングル発売は3形態。
通常盤に収録されている
1.でかどんでん
2.熟女になっても feat. SUSHIBOYS
3.スウィーテスト・多忙。
4.響
の4曲と、初回限定盤A・Bに付いている特典映像について書いて行きます😉

第一回では、標題曲の「でかどんでん」について書きました。
マガジン「でかどんでん全曲レビュー

今回のその2では、
熟女になっても feat. SUSHIBOYS
を取り上げます。

例によって、音楽の神髄を極めたわけでもなく、専門家でもないこの私が 、勝手気儘に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうぞ最後までお付き合い下さい。
m(_ _)m

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その2「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」

「文句ありますか〜」「ないで〜す」

この曲のハイライトは、なんと言っても

♪熟女になっても中学生 文句ありますか?(ないでーす)

の部分ですね~!
ライブでこの曲を唄ってくれたら「ないでーす」のところを思いっきり一緒に唄いたいよね~😉

しかもA´の歌詞にはまたナイスな変化がついていて、

♪生まれた時から中学生 文句ありまちゅか?(ないでーちゅ)

って、いきなり赤ちゃん言葉になるなんて!😆
もうこの曲を聴いて以来しばらく「文句ありますか?(ないでーす)」のところを口ずさんでばかりでーす😄

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ラップパートby SUSHIBOYS

そして、もう一つの特徴はラップ。
タイトルに「feat. SUSHIBOYS」と有る通り、ヒップホップグループがフィーチャーされています。

たまに「フューチャー」と言い間違えてる人がいますけど、フィーチャー(feature=特徴づけること、客演)です😁
フューチャー=futureは「未来」です。

彼らのプロフィールをSONYミュージック「でかどんでん」スペシャルサイト(以下同じ)から引用します。

SUSHIBOYS(すしぼーいず)
日本のヒップホップグループ埼玉県出身。ファームハウス、エビデンス、サンテナの3MCのグループ。結成前は3人が同じコンビニエンスストアで働いていた。店員だったファームハウスが廃棄になった鉄火巻きをほおばるサンテナとエビデンスを見てクルー結成を決意。当初はハーコーマナースタイルを前面に出したスーパーギャングスタスタイルで活動していたが、ある日訪れた牧場にて、放し飼いにされていた羊の自由なスタイルに衝撃を受け、スタイルを大幅に変更し現在の変幻自在なスタイルを確立。誰もマネできない楽曲やMVが話題になりCDをリリースする前にもかかわらずヤフーニュースに取り上げられ岡崎体育、須藤凜々花、DAOKOらがツイートしラッパーのSEEDA、SALUやLick-G、唾奇らが高評価している。

なんか、なぜ鉄火巻きを頬張ってるのを見てクルー結成を決意(笑)したのかはよくわかりません。
また、私はヒップホップ、ラップをよく知らないので「なんとかスタイル」ってのもさっぱりワケワカメで、更には放牧されてる羊を見てスタイル打破を図ったって(笑)イミフメなことばかりですが、とにかく凄いグループっていうことは良く解ります😆

「音楽ナタリー」のエビ中メンバー・インタビューでは、

星名 エビ中の曲には今までもラップが入った曲はあったけど、ずっと“なんちゃってラップ”だったので、本物のラッパーの方とコラボする日が来るとは思ってなかったし、SUSHIBOYSさんのラップがめちゃめちゃ入っているので、むしろどっちがフィーチャリングされてるのかわからない(笑)。

柏木 絶対「SUSHIBOYS feat. 私立恵比寿中学」のほうがふさわしい。

と語ってます。

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「ラップ」という音楽ジャンル

実は私。
音楽ジャンルとしてのラップって、ちょっと苦手なんです😅
私が小さい頃の音楽界には、ラップというジャンルは有りませんでした。

歌謡曲やフォーク世代ですので、綺麗なメロディに意味のある歌詞が乗っかってる音楽を聴いて育ちました。だから、あの高速で連射される言葉の弾丸に着いていけないというのが実感ですね😣

ラップやヒップホップは、1970年代後半から80年代前半に確立されました。
それまでの音楽スタイルは成熟してしまい、既成のメロディ作り、歌詞作りでは、
「もう面倒くせぇ! 俺はもっと言いたいことが沢山あるんだ!」
という想いの発露した結果がラップなのではないか、と私は思っています。

ただし。
私はラップが苦手なだけで、嫌っているわけでも否定しているわけでもありません。
ラップには「韻を踏む」という言葉遊び的要素が不可欠であり、言葉を操ることを生業なりわいとしている私にとって、見事に韻を踏んで繰り出された言葉には感動しますし、リスペクトの対象となることも付け加えておきます。

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「使ってポートフォリオ」

さて。
唐突ですがここでまた、アイドル現場参戦ブロガーhiroyukiさんの文章を引用させて頂きます。

前回、「歌詞にあまり意味がなくて、純粋に音で楽しませる曲で鍛えられ、そういう歌を得意とするようになったのがエビ中」というご意見を紹介しました。

実はそのすぐあとに、

「私の思う9人時代の最高傑作は『使ってポートフォリオ』です」

とあるんです。

「使ってポートフォリオ」はシングル「未確認中学生X」のカップリングで、アルバムには収録されていません。
ですから私はほとんど、っていうか全然聴いたことがなかったんです。(なんせまだファミリー歴1年4カ月程ですので😆)

しかし、そこまで仰るなら、ということで、レコチョクから「使ってポートフォリオ」をダウンロードして聴いてみました。

みましたら…

いやぁ!これはスゴい⤴️⤴️
hiroyukiさんの言葉に偽りはないですね。アイドルソングのノリで始まったと思ったら、演歌あり、ダンスミュージックあり、サンバあり、それこそラップあり(なんちゃってだけど?(笑))、パフュームありで、ジャンルの壁を飛び越えてコロコロと曲調が変わって行きます。

ラストには、
♪何だこの曲 マジフレキシボー
と自ら認定して終わるという…

いやぁ、ほんとビックリです。


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さつき が てんこもりさん

このキャッチーで楽しい曲を作詞・作曲してくれたのは、さつき が てんこもりさんです。

そして…

「使ってポートフォリオ」のさつき が てんこもりさんこそ、この「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」を作詞・作曲してくれた人なのです!

以下、さつき が てんこもりさんのプロフィールです。

「東京とネット上を拠点に音楽活動を展開する作曲家、DJ、金髪。2003年より「たのしいおんがく」をテーマコンセプトにサウンドメイキングを行う。アイドルやゲーム・アニメへの楽曲提供の他、初音ミクを用いた楽曲「ネトゲ廃人シュプレヒコール」が動画サイトにて200万再生を記録するなど、注目を集め続ける」


「さつき が」というペンネームから、きっと5月生まれだろうと予測していましたが、Wikipediaのプロフィールに、
1988年5月12日(30歳)
と有りましたので、ビンゴ!

私は5月14日生まれですので、誕生日が2日違い👍
これで一気に親近感アップしました😁
エビ中への楽曲提供はとても多くて「使ってポートフォリオ」の他にも、

売れたいエモーション(作詞・作曲・編曲)
歌え!踊れ!エビーダダ!(作詞・作曲・編曲)
ほぼブラジル(作詞・作曲・編曲)
あたしきっと無限ルーパー(作詞・作曲)
こりゃめでてぇな(作詞・作曲)
新大陸(作詞・作曲・編曲)
金八DANCE MUSIC(編曲)

と、こんなに提供してくれています。
「売れエモ」や「無限ルーパー」「ほぼブラ」「こりゃめで」などなど、どれもまたキャッチーで印象的な曲ばかりですよね。

音楽ナタリーのエビ中メンバーインタビューでは、

星名 最初に確認されました。「熟女になっても中学生、みたいな歌だけど平気?」って(笑)。

真山 さつき が てんこもりさんから「ラップ曲で、DISるわけじゃないけど“熟女”をテーマにした、ちょっとふざけた曲を作ろうと思うけどいい?」という確認があって。「フリースタイル・ダンジョン」(テレビ朝日系列で放送中のフリースタイルラップバトル番組)も流行ってるし、面白い内容ならいいんじゃない? と思ってたんですけど、タイトルになるとは聞いてなかったです(笑)。

この「永遠に中学生」をテーマにした曲は、エビクラシーに収録されていた「フォーエバー中坊」もそうですよね。
(「中坊」のレビューは、マガジン「エビクラシー全曲レビュー(その5)」からどうぞ😉)

そもそも「ずっとずっと中学生」がグループのコンセプトなんですから、それを曲に仕立てるのはテーマに困らないと言えるわけですけど、それでも「中坊」とは一味違うこんな楽しい曲にしてくれると、ホント嬉しいですよね!😆

ずっとエビ中を見てきて、
「アイドル界のビートルズ」
(この理由は、でかどんでん全曲レビュー「その1」で😉)
であるエビ中に、ジャンルの枠は必要ないとばかりに「使ってポートフォリオ」を書いてくれたさつきさん。

グループのことを良くわかっているさつきさんだからこそ、この「熟女になっても」が完成したんだと思います。さつきさん、ありがとう!😆

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公式MV公開

追記:このブログを書いた2ヶ月後の8月17日に、「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」のミュージック・ビデオが公開されました~! 


マイナタリーによりますと、このMVはフィーチャリングゲストのSUSHIBOYSが企画、撮影、編集をすべて手がけ、彼らの地元である埼玉・越生で撮影されており、エッジの効いたローファイな映像に仕上がっている、ということです😆


面白いですね~。
所々で、ひなただけ卒業アルバムの記念撮影に欠席したような別枠になってるのはなぜでしょう(笑)

画像の背景とか合成の仕方とかも凝ってるし、SUSHIBOYSはやっぱりタダ者じゃありませんね!


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という訳で。
「でかどんでん」全曲レビュー(その2)にお付き合い頂き、ありがとうございました。
どうぞ「その3」をお楽しみに。

またこの次に会えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!

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