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月刊偶像「 CITY feat. 柳美舞(ばってん少女隊)」レビュー

皆さん、おはこんばんちは。

私が推し事しております「ばってん少女隊(ばっしょー)」メンバーの막내マンネ(韓国語で末っ子)、やなぎ美舞みゆちゃん(愛称:みゆゆ)。
彼女が、ソニー・ミュージックが運営している「月刊偶像アイドル」の第三弾アーティストに起用され、2024年5月8日にデジタル&CD「CITY feat. 柳美舞(ばってん少女隊)」をリリースしました!



公式MV

公式ミュージックビデオがこちら↓


リリイベ参戦記

5月12日にタワレコ渋谷で行われたリリイベに参戦したレポはこちら↓


エモさ満載の曲

↑上の参戦レポにも書きましたが、この曲を初めて聴いた時から、まるでガンダムのビームライフルでやられたザクのように一撃で撃破されてしまい(草)、Xのポストでも好きなパートをつぶやかずにはいられませんでした😆


↑上の参戦レポでも曲について書こうと思ったんですが、レポート自体があまりにも長文になってしまいましたので😅、楽曲についての想いや感想は別の記事にした方が良いとの結論に至り(笑)、今これを書いております。

楽曲レビュー

では早速、各パートごとに見ていきましょう。

歌詞はこちらです↓


イントロ

イントロでは、時計の針が時間を刻むような音源から始まります。
アレンジメントはT.O.Mさんという方で、ネット検索してもほとんど情報がないんですが、加藤ミリヤさんの楽曲など手掛けている人です。

んで、この時計の音のアレンジは、美舞ちゃんがMVでめちゃくちゃ大人っぽくフィーチャーされている「わたし、恋始めたってよ!」のイントロをオマージュしてるんじゃないかなと、勝手に勝手に (草) 想像しております😉


それから、CDに収録されているoff vocalバージョンを聴いてて気付いたんですが、このイントロには
♪Ah〜〜Ah〜〜Ah〜〜
というスキャットが入っているんですよね。人の声じゃなく、音源っぽく聴こえていましたので気付きませんでした。

off vocalバージョンで省かれているということはvocal扱いな訳でして😅、じゃいったい誰の声なんだろう?と思っています。
エフェクトがかけてある可能性もありますが、どうも美舞ちゃんの声には聞こえませんし、ひょっとしてミソハギザクロさんの声かもしれませんね😉

追記:
offボーカルver.を聴くとよく分かる、マリンバの音源が好きです。このイントロでしか使われてないのがもったいない、と感じるくらい😉

Aメロ

♪夜の寂しさに目隠しをするように
♪またたく街頭 ゆらめいて
♪ひとりひとりが肩を寄せ合うように
♪ひしめく光 それがCITY

冒頭のAメロからこの歌詞がエモ過ぎて、泣けてきますね。この曲のテーマはタイトル通り「CITY」ですから、「countryside(田舎)」ではない「都会」の描写の比喩がカッコよ過ぎます!
この部分だけでもう、ミソハギさんの才能の一端が伺えます。

Bメロ

♪ガラスのシューズをただ履きこなして
♪窮屈な物語更新する日々

このBメロでのリズム変調、大好きです!
アレンジャーのT.O.Mさん、グッジョブ!

ガラスの靴といえばシンデレラですけど、あの靴を履いた彼女は、魔法で飾られただけで本当の自分ではない。
そんなシンデレラのように、本当の自分を押し殺して窮屈な毎日をただ過ごしているだけの生活…
都会に生きている誰もが抱くような、切ない想いですね。

Cメロ

♪手を叩いて笑わなきゃ 今にもひび割れそう
♪いつか輝く星になれたら

このパートが、最初に聴いた時から気になってたとこです。
それは、↑上のリリイベ参戦レポのミソハギザクロさんとの会話の中で、この曲の「キー」についてお話ししたんですけど、その会話の中で気になっていた質問をぶつけてみたんです。

改めて、ここでも再掲しておきましょうね。

ミソハギさんとの会話
好「こんにちは〜」
ミ「こんにちは〜」
好「さっきのトークで、キーの話をされてたやないですか」
ミ「はい」
好「ばっしょーちゃんの楽曲では、美舞ちゃんのファルセットパートはほとんどないんで、めちゃくちゃ良かったです!」
ミ「ありがとうございます!」
好「あれって、ひょっとして、最初はもっとキー低かったんじゃないですか?」
ミ「そうなんですよ〜! それを、美舞ちゃんの要望でもっと高くしたいってことで、あのキーになったんです!」
好「え〜っ! そうだったんですね!」

このエピソード、美舞ちゃん主導だったというのがとても意外だった訳ですが、私が
「最初はもっとキーが低かったのでは?」
と思ったのは、実はこのCメロを聴いた時でした。

この、
♪今にもひび割れそう
の部分の音階は、美舞ちゃんの普段の話し声くらいの高さじゃないかと思います。
ですから、A〜Bメロのキーが今のよりも低かった場合、このCメロを歌うには、無理してもっと低い声を出さないと歌えないことになります。

美舞ちゃんが、このCメロをスムーズに歌えるキーの高さに上げたことによって、サビの最高音域の部分が見事なファルセットとなった…
というのが真相じゃないかと、これも私が勝手に勝手に (しつこい(草))思っているだけですけど😆

Dメロ(サビ)

さぁ、この曲の真骨頂のサビです!

♪軽やかなステップ night & day night & day
♪この街と生きている
♪何度だって 悩んで悩んで
♪それでも振り向かずここにいたいの


この「night & day」が「悩んで」に聞こえる掛詞かけことばの歌詞を持ってきたミソハギザクロさんの作詞力、このサビで全開ですね😆
この掛詞に初めて触れた隊員さんは、「こんなふうに聞こえる歌詞、すごい」とXにポストしてる方もいました。

ですが…😆
私、実は「この掛詞かけことばに初めて触れた」わけではありません。そういう方が、私と同様にきっといらっしゃるはずです。
おそらくアラフォー〜アラフィフ以上の方で😉

それは、近藤真彦(マッチ)の「情熱☆熱風☽せれなーで」という曲です。

♪ゆれてハラハラ Night & Day 眠れない
(歌詞は→こちら)

マッチ5作目のシングルで、1982年1月7日にリリースされました。これの一つ前のシングルが「ギンギラギンにさりげなく」だったため、あまりにも曲調がガラリと変わったので話題になりましたし、耳で聞こえる「悩んで」が、月刊「明星みょうじょう」付録の歌本(笑)を見ると「Night & Day」になっていたので「へぇ〜!」と感じたのを今でもハッキリと覚えています。

話を「CITY」に戻しますと、都会の日々の喧騒の中で自分を見失いそうになったり、何度だって悩みながらも、

♪それでも振り向かずここにいたいの

と決意を示している主人公の娘、強いですね😉

そしてそして!
↑上のXのポストでも書きましたが、

♪ここにいたいの〜⤴

この最後の音をきゅっと上にしゃくるようなみゆゆの歌い方、萌えます😂
特にラストの落ちサビで、1コーラス目と2コーラス目より長い拍で「の〜⤴」と歌うとこが、もうサイコーです!😍

2コーラス目以降

2コーラス目以降も、A→B→C→サビ→間奏→大サビ(リフレイン)と、王道の楽曲構成が気持ちイイです。

2コーラス目のAメロ、

♪まつ毛に降らせた グリッターの光が
♪わたしを変えてく魔法みたい

この、ささやく溜息のような歌い方が実に可愛い!😆

全体的な印象としては、1コーラス目では「ガラスのシューズ」を無理やり履かされて悩んでいた主人公が、2コーラス目ではグリッターの光でかけた魔法で自分を変えていき、

♪ひとときのロマンスに身を委ね
♪ふたりダンスフロアで踊り続けたい

と、その魔法によって恋のトキメキを感じている。
この転換法が実に見事です!

しかも、

♪寄り道ができなくちゃ この先も進めない
♪今のトキメキ 抱きしめさせて

と、そのトキメキを明日へのかてに変えていこうとしている…

考えてみたら、今の私たちのヲタ活も、そんな毎日じゃないですかね😆

「次のライブやイベントのために、今日を頑張るぞっ」って…

“私たち”って一緒にしないで、って言われるかも(笑)しれませんが、きっと共感してもらえるんじゃないかと思います。

そんな共感を引き出させるミソハギザクロさんの歌詞、エモいですね〜!

必然の偶然

リリイベのトークの中で、福岡出身のミソハギさんは東京に出て来て5年になる、とおっしゃっていました。
福岡にいた頃に「♪夢に見ていた暮らし」を、いま東京で過ごしている。
ミソハギさんの、そんな実体験が元になっている歌詞かもしれません😉

そう考えてみると、私も福岡出身で東京単身赴任が5年目になります。
それは全くの偶然なんですけど、私の周りではただの偶然とは思えない「必然の偶然」的な出来事がよく起こります。

ミソハギザクロさんとのこの偶然も、彼女のことを一層身近に感じさせてくれている、必然の偶然なのです😉

リズムの心地良さ

最後に。
この曲のリズム感が私はとっても大好きでして、通勤途中とかにヘッドフォンで聴きながら歩いていますと、ちょうど私の歩幅と曲のリズムがピッタリ一致するんですよ😆
なので、それこそ「♪軽やかなステップ」で歩くことができるんですね(笑)😄

それがです。
仕事帰りとかに聴いていると、曲のリズムと歩幅が合わないことがあるんですよね…😅
そうなると「あ、疲れてるな」と、気が付くという…(笑)😆
ですからこの曲は、自分の健康度も示してくれる、とてもありがたき存在の曲なのです(草)😆


という訳で。
またもや3800字超えという長文に、最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

また逢えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDESTINY!


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