2024年第1クール ドラマ鑑賞記
皆さん、おはこんばんちは。
映画、演劇と共にドラマも大好き人間ですので、今年もたくさんドラマを観ることになると思います。
そのドラマの感想をまとめ、マガジンにも収録して行きます。
◎2023年ドラマ ベストテン
昨年、1年間で観たドラマのベストテンを記事に書きました。
↓
ご興味のある方は、こちらのマガジンからどうぞ😉
◎「クール」の説明
この記事では、タイトルの通り「2024年第1クール」に放送されたドラマの感想を書きたいと思います。
「クール」とは、1年52週(365÷7=52.14)を、四季の4シーズンで割った13週(52÷4)をひとくくりとしたもの、いわゆる四半期を表す単位です。
「クール」の詳細は→Wikipediaで
◎2024年第1クールで観たドラマ
↑上の2023年版はベストテンとして順位を付けましたが、クールごとの鑑賞記では順位を付けずに書いていきます。
そして第4クール終了後に、年間のベストテンを決定したいと思います。
なお、以下のデータは「TVガイド みんなドラマ(みんドラ)」を参考にしました。
それでは、参りましょう。
(※なお、ネタバレはしていません)
【さよならマエストロ 〜父と私のアパッシオナート〜】
TBS系 1/14〜3/17 毎週日曜 21:00~21:54
出演:西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、石田ゆり子、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行
昨年の第1クールでも期せずして同じクラシック楽団を題材にした「リバーサルオーケストラ」というドラマがありましたね。楽団に解散の危機が迫るという設定は同じでしたが、こちらは西島秀俊と芦田愛菜の親子の確執、石田ゆり子との夫婦関係など、テーマにオリジナリティがありました。
とにかく、俳優陣の演技が上手過ぎる!
また、最近イチ推しの若手女優、當真あみの役も見せ所たっぷりで嬉しかった! 市長の父の前でバイオリンを弾くシーンは泣けました。
【厨房のありす】
日本テレビ系 1/21〜3/24 毎週日曜 22:30~23:25
出演:門脇麦、永瀬廉、前田敦子、大森南朋、木村多江、大友花恋、北大路欣也、萩原聖人、国仲涼子
このドラマはエモかったです。
自閉スペクトラム症の主人公ありすは、「料理は化学です」が口癖の料理人。人とのコミュ力はゼロに等しいけど、膨大な化学の知識から、人に優しい料理を作ることができる。
このありすを演じた門脇麦ちゃんが可愛い過ぎました! 改めて半端ない演技力に感嘆です。相手役の永瀬廉とのやり取りで毎回ホロリと泣けるシーンがあって、そこだけ何度も再生して見返してました😆
また、義理の父役の大森南朋、ありすの面倒を何かと見てくれる前田敦子の役柄も良かった。それから、ありすのお母さん役だった国仲涼子は、久しぶりにドラマで観たので最初は気が付かず、エンドロールを見て「えっ?」って感じでした😆
最初はほのぼのとしたストーリーなのかと思いきや、途中からサスペンスの要素も盛り込まれてきて、最終回の犯人役の役者さん(ネタバレ回避です😉)の演技も、あんだけ憎たらしく演じられるのは流石でした。
【婚活1000本ノック】
フジテレビ系 1月17日〜3月20日 毎週水曜 22:00〜22:54
出演:福田麻貴(3時のヒロイン)、八木勇征、関水渚、野村周平、白河れい、橋本マナミ、中越典子、風間俊介
ここのところ観るドラマの傾向として
「なーんも考えんでいい」
というテーマのヤツを選びたいと思うんですよね〜😄
この他の第1クールドラマの中にも面白そうなのは幾つもあったんですが、ちょっと重たいテーマのは観るのが辛くなりそうで断念したのもあります。
その点、この「婚活1000本ノック」は、ゲラゲラ笑いながら観れて、まぁ、たまにホッコリして泣けるシーンもあったり、面白かったです。
連ドラ初主演の福田麻貴の演技は、コントで培った賜物でお見事でした!
共演の八木勇征、野村周平も爽やかでしたし、関水渚は「コンフィデンスマンJP」の時から好きだったので、最初はイジワルな役どころだったのが、後半のホロリとさせる役柄は嬉しかったです。
【新空港占拠】
日本テレビ系 1月13日〜3月16日 毎週土曜 22:00〜22:54
出演:櫻井翔、比嘉愛未、白石聖、ジェシー(SixTONES)、ソニン、高橋メアリージュン、奥貫薫、竹内まなぶ(カミナリ)、サーヤ(ラランド)、安斉星来
2023年1月に放送された「大病院占拠」の続編。前作に引き続き主人公・武蔵三郎(櫻井翔)が、再び大規模な占拠事件に巻き込まれるタイムリミットバトルサスペンス。
「大病院」も観てまして、米ドラマ「24」をめちゃめちゃ意識した内容が中々面白かったんですが、残念ながら2023年のベストテンには入らず次点でした。しかし、この「新空港」は「大病院」よりかなり面白かったです。
まず「大病院」では善の側だった登場人物が大挙して犯人グループに加わっていて、それが“獣”の仮面を剥ぐごとに明らかになっていったのはビックリでした。
また「大病院」の主犯で、刑務所に収監されている菊池風磨のところへ話を聞きに行くのは、映画「羊たちの沈黙」を思わせましたね。
またまた、新空港建設のウラにはその地下に隠された秘密があったというのは、明らかに「VIVANT」を意識した設定でした😆
“二番煎じ”と批判する人もいるかもしれませんが、私はこの設定によって「大病院」よりスケールアップしたストーリーを評価したいです。
ラストシーンでの、あの人物が…? という展開は、またまた続編を期待させてくれました😉
【ブギウギ】
NHK総合 2023年10月2日〜2024年3月29日 毎週月〜土 8:00〜8:15
出演:趣里、草彅剛、菊地凛子、蒼井優、水川あさみ、柳葉敏郎
半年間の朝ドラ、毎日全ての放送を観るのは時間的に辛いですが、毎週土曜日のダイジェスト版だけでも充分楽しめました。
戦後の大スター笠置シヅ子をモデルにした主人公・鈴子を趣里が見事に演じてましたね。観始めた後で知ったんですが、趣里は水谷豊と伊藤蘭の娘! この二人の血を引いたタレント性は流石の一言です。
数々のヒット曲を生んだ作曲家・服部良一を草彅剛、ライバル歌手・淡谷のり子を菊地凛子が演じ、この二人の演技もエモかったです😉
私はリアルタイムで笠置シヅ子を見てはいませんがみんな知ってる曲ばかりで、それらの楽曲の誕生秘話は面白かったです。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次は「第2クール」春ドラマのまとめでお目にかかりましょう!
ごきげんよう、さよならDESTINY!