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アルハンブラの夕陽

アルハンブラの夕陽は人生で見た夕陽の中でも1位2位を争う美しさだと思う。アフリカ、セーシェルで見た海に沈む夕陽もかなり綺麗だったけど、海がないのにここまで美しいグラナダの夕陽はかなり心が洗われる。オレンジに染まる空を縁取っているアルハンブラの輪郭が荘厳で、ただただ綺麗としか言い表せない自分の語彙力が悲しくなるくらい、綺麗だった。

グラナダの街にきて3週間がたった。何だかもう2ヶ月くらいいるような気持ちでいるけれど、まだ3週間しか経っていないことに驚く。未だに大学の入学手続きの戦いは続いていて、学校もまだ始まっていないので、友達がなかなかできず街をあんまり知れずにいる。語学交流でサイトでグラナダに住む人とカフェで交流するのを2回くらいしてみたけど、全く新しい人と話すのって、向こうが日本に関心があるだとか、何らかの共通の話題がないと結構厳しい。

語学交流の1人目のスペイン人は、グラナダ出身で今はグラナダの近くの街で働いていて、平日はそっちにいて休日はグラナダに帰ってきているらしい。安藤忠雄とか日本の建築が好きで、あとサッカーが好きでリーガで活躍している日本人選手について色々話した。日本に関心がある外国の方って結構漫画とかアニメに関心がある人が大半だと思うのだけど、自分があまり関心が低いので、結局面白く盛り上げることができず友達にあまりなれない。でも、今回の人は建築とか、サッカーとかある程度こっちも多少話せることだったので割と盛り上がることができた。

2人目はフランス人でスペインでドクターをやっていてスペイン語はちょっと鈍ってるけどほぼ完璧に話せる人だったけど、結構会話が難しかった。なんか色々質問してくれたけど、何であんまり盛り上がらないんだろう、と思ったけど、多分パーソナルな質問って、聞き手がちゃんと関心を持って質問していない場合話す気が結構失せていくから、長い間話し続けることって結構難しいなって思った。そして今から振り返ってもその人が何に関心を持ってる人なのか全然思い出せないから、共通する話題を見つけ合うこともできなかったんだと思う。自分もうまく話題を提供することができなかったし、次は頑張ろう。。

なんか私は友達がすごい多い方ではないし、話も上手じゃないけど、自分の考えてることを話したり、相手の自分にない考え方を聞くのが結構好きだ。なんかはっとさせられることを言われたらその答えについてしばらく一人で考えてしまったり、それをまた話したりするのは面白いしだし、それが人を知っていく過程なんだと思う。グラナダで仲良しができるかなあ。いろんなことを話し合える友達ができたらいいな。


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。