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バスクを巡る1-1 美食の街、サンセバスチャンにやってきた

ロックダウンが終わって初めての旅行はサンセバスチャン!来週の金曜日にスペイン語の試験をサンセバスチャンで受けるのを口実に、今週1週間サンセバスチャンでホームステイをしながら語学の授業を受けて、テストが終わった後に友達と合流し旅行をする予定だ。いつもは日記を書いているのだけど、荷物に入らず持って来れなかったのでここになるべくいろいろ書いておこうと思う。

今日着いたばかりだけど、風に海の香りが漂うこの街にすでに心を奪われかけている。サンセバスチャンはフランスとの国境の近くのパイスバスコの海沿いに位置していて、サラゴサからはバスで3時間ちょっと。サラゴサを出てすぐの景色は、ワイン畑や風車などがたくさんあって乾いた土地が続いている感じなのだけど、パンプローナをすぎたあたりからバスの窓越しに見える景色に緑と湿り気が帯びてきた。日本の風景に見慣れていると、土地がびっちりと緑に覆われていることが当たり前だけど、スペインの内陸はかなり乾燥しているので、大抵景色は赤土がメインなのだ。初めてスペインに来た去年の夏、マドリッドに着陸する機内であれ砂漠に来たのかな、、?と思ったことを覚えている。

60代の老夫婦のお家にホームステイさせてもらって1週間過ごすこととなった。着いて食事までの間街を散歩してきたら、と言われて、久しぶりにキャノンを持って街へ。家のある道を5、6分歩くともう海に着く。防波堤の上にカップルや、家族連れ、あるいは一人で座る人たちがちらほら。釣りをしている人たちもいる。ここでは何が釣れるのだろうか。サンセバスチャンでのマスク率は50%くらいで、サラゴサは道ではほぼ全員マスクしているのでやっぱり観光客が多いのかなあ。海に囲まれたところに丘のような山があり、その裏には教会がある。明日にでも行ってみよう。街行く人たちが潮風を浴びながらアイスを食べたりテラスでビールを飲んでいるのを羨ましく思いつつ、21時からホームステイ先で夜ご飯を作ってもらえるので今日のところはとりあえず帰宅。

夜ご飯はあさりのリゾット。早速海鮮がおいしい!ああ、人が作ってくれた料理を食べるのはいつぶりだろう。おいしい。サンセバスチャンは美食の街ということで、明日の昼ごはんはどこかのバルに入ってピンチョスを食べてみようと思う。うーん楽しみ!あっでも一応テストのために来てるから勉強もしないとね。。




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