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東京都高校入試、絶対必要知識1

こんにちは、kokosです。本日から数回に分けて東京都で高校入試する予定の方々に絶対知っておいてほしいことを書きます。(2024年4月現在)

東京都の高校入試は超独特です。東京都以外にお住まいの方々からすれば、「なにそれ?」というものばかりです。ただ、これに関してはメリットもあり(もちろんデメリットもあります)きちんとした知識を持って行動することが重要です。では、本日の知識です。

内申点は合否に直結する、私立と都立の両方で

これです。特に「併願優遇」なるものを取り入れている私立高校では内申でほぼ100%合否が決まります

ほぼ100%です。これがどれぐらいの破壊力なのかを理解しましょう。

Aくん「先生、おれ、オール3なんですけど」
先生 「なるほど、じゃあ、おさえの高校はZ高校だけだね」
Aくん「えっ?おれ、バスケが強いY高校をおさえにして都立受けたいんだけど」
先生 「Y高校の併願優遇の基準は5科で「18」だからむりだね」
Aくん「むり?まだ受験まで時間あるからわからないじゃないですか」
先生 「いや、無理だよ。ここからだと内申が3あがることはないから。」

一見、ひどい先生だなと思います。ただ東京都の入試で言えばこの先生は至極真っ当なことを言っています。

ここまでは私立高校入試についてでした。



続いて、都立ではというと、
内申:本試験=3:7
という配点です。

もしかして、内申悪くても逆転できるじゃん!と思いましたか?
実は実は、そう簡単なものではないのです。何が問題かというと都立高校入試はほぼ全ての高校で同じ問題が使われる、ということです。レベルも基本的な問題が多く、本試験では点差がつきにくい。となると、内申の差が合否に大きく影響することになる。

内申、大事なんです。よく男の子は内申がよくないというご家庭に出会います。それ、認めてしまって諦めてしまったら選べる学校がぐーーーんと減ります。あきらめちゃ、だめ!

次回は、併願優遇についてもう少し深く説明します。

ではまた。

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