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こんにちは、あなたのウルトラマン、もん吉ィこと、井ノ口英明です。

 先日、とあるセミナーにタレントの山田雅人さんがゲストスピーカーとしてお越しになり、星野仙一さんとの秘話を披露して頂いたのですが、その中で、印象に残った言葉を紹介します。


 星野さんは、中日時代、監督の前で、とにかく「巨人を倒したい、巨人戦に投げさせてくれ」と言い続けたそうです。それは、当時、地方局では、巨人戦しか放送がなかったため、女手一つで育ててくれた母親が岡山でTV観戦出来るように、投げている姿を見せるには、それしかなかったそうです。

 入団して2年目、3年目の投手が巨人戦に投げることは、珍しかったそうですが、言い続けたそうです。

ある時、熱意が通じたのか、「投げてみろ」と言われました。

 ところが、巨人の当時の打者には、王貞治、長嶋茂雄をはじめ、球界を代表する打者がずらりと並んでいたのです。巨人戦が、地方で放送開始になるのは、夜の7時からです。試合自体の開始は、6時からです。この1時間、約3回を無失点、もしくは、1,2点に抑えなければ、放送開始にマウンドに立っていない可能性が高くなります。
だから、初回から全力で投げたそうです。

 そんな当時のことを、山田雅人さんに話してくれた時、山田さんは、星野さんの前で「長嶋茂雄物語」を語るのを躊躇っていたそうで、そのことを聞かれます。

「俺の前では、気が引けるか?」と言った星野さん。
「そうですね」と山田さんが答えると、
星野さんは、自分の経験談から、こう述べたそうです。

「あのな、山田君、俺は巨人戦に投げさせろと言い続けた、君は、「語り」をさせてくれとアピールすればよい、言い続ければよい。言い続けて、アピールし続けた時、周囲にいる人は、2種類に分かれる。一方は、「なんだ、また宣伝か、いい加減にして欲しいな」という人間と、「おっ、よく頑張っているな、誰か聞いてもらえるところがないか、俺の周りに効いてあげるよ、応援してあげるよ。」という人間。応援してもらえる人達だけ、相手にすればいいんだよ。その人たちしか周りに居なくなるんだから。だから、アピールし続ければよいんだよ。」

深い話です。

私は、いったい誰の顔色を伺いながら、仕事をしてきたのか、仕事をしていくのか、ハッとしました。
「なんだ、また宣伝か」と煙たがられても、
「はい、また宣伝です。頑張らせて頂きます。」
と堂々としていようと思いました。

さて、宣伝です。

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