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11:十二下りの手をどり

正直若い頃は「長いな~」「眠いな~」「早く終わらんかな~」・・・
天理教の大切な【おつとめ】をそんな感じで捉えてました。いやいや~お恥ずかしい限りです。でもそんな私が今では、毎日12下りの【おつとめ】を努めているお話しをします。
横浜へ布教(もぬけの殻になった教会)へ来た頃はパンフレットを持って歩くしか布教の術を知りませんでした。布教ってそう言うものだと思ってました。只々歩いて断られ、断られてまた歩いての毎日でした。知り合いが居なかったのでそう言うものだと・・・そんなある日の事、顔見知りになった年配の会長さん(A先生)と一緒に「にをいがけ」に歩かせて頂く機会を得て、戸別訪問・路傍講演・神名流し等の、「にをいがけ」のい・ろ・は・を教えて頂きました。教えて頂いたっと言っても、A先生の布教する姿を見て、真似して実行するだけですが、もちろん成果が上がる訳でもなく、A先生と同じ様に戸別訪問しても、これまた全然違う訳で、今まで積んでこられた【徳】の違いを感じました。そんなA先生と何度となく「にをいがけ」に歩かせて頂く中、「二階堂君、日を決めて横浜駅で12下りを努めよう!」っと先生が言い出して、A先生と人通り多い横浜駅前で、毎月12下りの【おつとめ】を努める様になりました。
初めは照れと恥ずかしさがありましたが回を重ねるうちに大きな声で踊る様になってる自分が居ました。慣れって凄いですね~
A先生との12下りの【おつとめ】は毎月1日の夜の8時からっと決めて、自教会の夕つとめを終えてから先生の教会へ行き、一緒に横浜駅へGO!
ハッピを着て「みかぐらうた」を唱和してサラリーマン行き交う横浜駅前で・・・金・土曜日の夜なんかは酔っ払いが絡んで・・・扇を振る時には酔っ払いのオッサンが一緒に廻ったり踊ったり、日本舞踊みたいだぁ~って、、、ちょっと楽しかったです。そんな事を数年続けてました。
そんなある時A先生がさらっと僕に言いました。「僕は毎日12下りを努めてるよ」「みなさんやってるんじゃないのかな~」と簡単に、当たり前のように言うのです。極めて単純な私は「そうか~天理教の会長さんはみなさん毎日12下り努めてるのか~」「大切なおつとめを努めて陰徳を積んでるのか~」っと感心し反省し、それなら!っとみなさんと同じように【おつとめ】を毎日努める様になりました。
毎日手を振ってるといろんな事を思い・考え・思案する様になります。初めの頃の様な「長いな~」「早くおわらんかな~」っとは思わなくなり、12下りの【おつとめ】が長く感じなくなりました。今ではっあ!と言う間です(笑)ありがたい事です。
あの人の事、この人の事、あんな事、こんな事…願い祈りの時間は早くてすぐに「♪だいくのにんも~そろいきた~」っとなります(汗
今朝も12下りの【おつとめ】を努めて一日がスタートです。ほんと有難い。教祖140年祭まであと564日です。その日までは続けさせて頂ける様に頑張ります!へなちょこ教会長として・・・!その先は『心次第』
今日も拙い話をお読み頂き有難うございました。

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