★忘れたい記憶をどうすれば忘れられるか
(この記事はJin's Clubにて8月2日に掲載された記事です)
昨日から八月
八月と言えば、ふいに昨日聞いたこの歌で
一気に子どもの頃に気持ちが戻ります。
https://youtu.be/0U9N31jxKyY?si=5vsDYuINsxRDstnE
時よ止まれよただ一度♪
八月と言えば僕にとってはこれもそうです。
https://youtu.be/VjKwLgAziFY?si=JVxkq5KRQ7cJwLVj
海岸通り振り向かず行くよ♪
子どもの頃の記憶ってあいまいだけどすごい。
「印象」が強く残ってるんですよね。
そう「事実」ではなく「印象」です。
なんか楽しかった
なんか美味しかった
なんか嫌だった
なんか怖かった
なんかすごかった
なんか大きかった
小学校の教室に入ると
「机こんなに小さかったっけ」と驚きます。
昔全力で飛び越えようとしてたあの小川
いま見るとただのどぶ川です。
子どものころ言われたこと
子どもの頃されたこと
子どもの頃怖かったこと
ぜーーーんぶ、印象。
印象が脳に刻み、刷り込まれてる。
で、それを40になっても50歳になっても
ずっと持ってる。
「懐かしの駄菓子」
「懐かしの中華そば」
ずっと僕らは追い求めてるだけなのかもね。
「あのとき」の幻を追いかけてる。
ずっと、過去に生きてる。
厳しかったけど、ふと見せてくれた優しさや温もり、笑顔。
どこかで覚えているから「また」と追い求める。
僕も今の自分の歌は覚えてないけれど
青春時代によく聞いてた歌は二番まで覚えてる(笑)
だけど
ちょっと間違うんだよね。
微妙に間違う。
僕らの記憶ってその程度だ。
「鮮明に覚えてます」
って人でも、きっとそうだと思うよ。
そんなだから
「いつか謝りたい」とか
「仕返ししてやりたい」とかも
「助けてあげたい」も
「喜ばせたい」も、だ
相手はそんなこと全く覚えてなかったりする。
僕も昔のアルバムが出てきて色々衝撃を受けた。
そんなあいまいな事実
そんなあいまいな印象
数十年前のこと
もう忘れて
もう許して
生きていけたらいいね。
忘れられない?
どうすれば忘れられる?
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