政治活動やYouTubeが若者の間で再び流行り出している。

就活の早期化と裏腹に、腹を括ってYouTubeや政治活動をする若者が増えていることは喜ばしい。

なぜなのか

それは、新卒就活や偏差値エリート、JTCのうまみが減っていることだろう。

まだまだ美味しい業界である。しかし、そこに入るには青春を捨て、それや実家の金をかなり費やすというコストが存在する。

しかも、その先にあるのは男ならば小遣い制度だったり、それ以外にも離婚などのリスクが常につきまとう。


YouTubeはまだまだお金になる。しかし、ネヲ幕府の運動や、その他のアナーキズムやファシズムといった政治活動はお金にはおそらくならない。

はっきり言って、政治活動なんかはお金儲けの視点からはなんの足しにもならない。
お金儲けじゃない!と言っている人ほど金にがめつかったりするのは、世の常だが。

過去の事例を眺めていこう。68年の学生運動の時、普通に就活を前提として活動していたものが半数近くいた。
少数は社会を拒絶して、革命を信じていた。

SEALDsの時代は、やはり、就職に不利になると騒がれた。  
YouTubeも同じだ。彼らはデジタルタトゥーとして常に炎上のリスクに晒され、今はコンプライアンスで禁止されているのかそれとも平然とやっているのか知らないが、企業の人事が実名で検索したり、就活生のアカウントを特定するサービスがあるというのも巷では話題だ。

おそらく、社会がレールを敷いてくれていてもそのレールが脆く、ハイリスクローリターンになっている現状、やりたいことをやるべきだという思想があるのではないか。

これはプチ無敵の人 
と読んでも過言ではない状況だろう。




プチ無敵の人たちに共通しているのは、社会に自分の価値を投資したところでの価値あるリターンを信じていない、経済学やゲーム理論的な視点だ。

寝そべり族やだめライフ愛好会などもこれに近いと言えるだろうか。

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