心理学者も悩んでいる

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数年前の話なんですが、気になる「心理学者」の女性がいたので、そのことについて書いておこうと思います。
心理学者の女性を否定するために書くわけではないので、予めご了承ください。


以前、テレビ業界で有名な心理学者の女性が書いた本を読んだことがありました。
本にある写真では、聡明で魅力的な人というイメージでした。
御茶ノ水女子大卒で、東大の大学院とも関わりがあるんだそうです。


テレビ番組内では、心理学者として恋愛や結婚、子育てについても多くを語っていましたが、マスターは借りて来た本を読みながら、その内容になんとなく違和感を持ち、「言葉ではいろいろ言ってるけど実際はどうなんだろう」と思って調べたんです。


すると・・・


2013年末に結婚して、2014年には離婚していました。
しかもそれは2度目の離婚だそうです。


ネット上では、
「心理学者でも夫の心理はわからなかった」
などの、皮肉なツッコミが多数ありました。


そう、心理学者でも離婚するんです。


「心理学」は不完全な人間が作ったものですから、もちろん理論通りになるはずもありませんし、「理論」がしっかりしていても、「実践」がないとどうにもなりません。


いつもマスターが書いているように、この件から、学歴も美貌も、長く愛されるためには無関係だとわかります。


マスターから見た彼女は、商業の世界に足を踏み入れた「商業心理学者」という印象です。
そして、商業の世界で愛を語る9割の人は、言葉と行動が一致せず、離婚劇は後を絶ちません。


たとえば、みなさんはテニスの上達を目指すなら、どんな人から教えてもらいますか?
きっとテニスの実践者から教えてもらいますよね。
自分がしたいことを先にやっている人から助言をもらうわけです。
ですから、「長く愛されたい・平和な結婚生活を送りたい」と思うなら、やはりその実践者、「長く愛されている人・平和な家庭を持っている人」から助言をもらうのが本質です。



長く愛されている人を見つける方法は、「愛をそそいでいる人かどうか」がポイントです。
簡単に書くと、「お酒・タバコ・ギャンブル・グルメ・ペット・宗教」、これらに依存がなく、感情的になって怒らない人が、愛をそそいでいる人です。
表面的には愛をそそいでいるように見えても、上記の条件から外れる人は、愛をそそげる人ではありません。



人が幸せを感じるのは、「人と人との利害のない心のつながり」が持てたときです。
その中でも、パートナーとの心のつながりが、大きな幸せの条件になります。
たとえ子どもがいても、パートナーとの繋がりがない親は、やがて子ども依存になってしまい、親子関係は不安定なままです。
仕事で成功するだけでは、幸せになれないんです。


心理学は、結局のところ「愛と平和の実現」のためにありますが、心理学者が離婚をするということは、その逆ですよね。
いくら声を大きくして「世界平和・社会貢献・愛と平和」と叫んでも、自分の心の平和を保てない人に、その実現は不可能です。
仕事で成功したとしても、それはただ単に、「経済社会の中で、人を利用し利用され、お金を稼いだ」という事実が残るだけになります。


人はいつも愛されたいと考えていますから、いま長く愛されていないなら、それは、これまでの自分の方法が正しくないことの状況証拠です。
心理学者でさえ、愛を求めて悩んでいるというのが本質かもしれません。
みなさんは、「理屈を知っている人」からではなく、「理屈を実践している人」から学んでください。


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