不倫 3 なんで奥さんがいるのに私を口説くの?
(読了目安10分)
今回は、下記項目の太文字についてです。
太文字以下の項目は順次投稿します。
◎不倫の定義
◎不倫は愛か
◎不倫の危険性
◎なぜ不倫をするのか
◎なんで奥さんがいるのに私を口説くの?
◎彼の言葉は本当なの?
◎不倫をする男性は好きですか?
◎不倫は文化か
◎大会社社長秘書の仕事
◎コストをかけるほどやめられない
◎意地になっている不倫
◎お酒と不倫の関係
◎なぜ不倫はなくならないのか
◎不倫のパターン
◎なぜプロが相手じゃいけないのか
◎ASKAの不倫とパソナグループ
◎仕込み期間
◎不倫相手は大人の男性か
◎既婚男性は「イイ男」?
◎既婚男性の本音
◎K社長に口説かれたM子さんの場合
◎年配男性はセックスに興味がない?
◎口説かれる女性・口説かれない女性
◎別れるときは本当のことを言うか
◎不倫相手が離れていく理由
◎不倫相手が戻ってくる理由
◎元不倫相手からの復縁希望を断る方法
◎不倫をすることで失うもの
◎不倫をやめることで得られるもの
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◎なんで奥さんがいるのに私を口説くの?
既婚男性があなたを口説く理由をザックリ書くと、「妻以外の女性とセックスしたいから」です。
「基本は和食だけど、たまには中華も食べたーい!」
という心境は、
「基本は妻とセックスするけど、たまには他の女ともセックスしたい」
という心境と似ています。
また、「食べたいけど痩せた~い!」
という心境は、
「結婚生活も続けたいけど女遊びもしたい」
という心境に通じます。
それから、女性の中には、
「公に付き合うのは同年代の彼氏だけど、お金と社会経験は不倫相手で満たす」
という、「不倫に積極的」な人もいます。
同じように、
「公には妻だけど、性的な興奮や征服感は若い女で満たす」
という男性もいます。
上記に加え、「なんで奥さんがいるのに私を口説くの?」の理由をいくつか挙げると、以下のようになります。
・奥さんから相手にされないから
・同じ女ばかりで飽きたから
・妻より若い女性の身体も楽しみたい
・友達が不倫自慢をしてるから自分も負けたくない
・妻とケンカしてイライラし、妻に対して仕返ししたい
※「妻とケンカ」なんて書くと、不倫中の若い女性が陥りがちな誤解があります。
既婚男性に夢中になっている独身女性は、甘い評価の色眼鏡を通して既婚男性を見ますから、「あの人は奥さんとケンカなんかするような人じゃない」と思ってしまうかもしれません。
普段から彼の優しい気配りや言葉、振る舞いなどを見ていると、奥さんとケンカをするような人には見えないんです。
しかし世の中には、家庭内ではケンカが絶えないのに、外からの評価が高い夫婦もいるのが事実です。
過去、あなたが彼氏とケンカをしても、表向きは仲良くふるまったことを思い出せば、マスターが伝えたいことが想像できるかもしれません。
周囲からは「仲がいい」と思われていても、実際はケンカが絶えないカップルは数多くいます。
だからこそ別れるわけですが、「結婚」はそう簡単に別れられないため、ケンカをすると、よりストレスが溜まるわけです。
そしてそのストレスの発散方法のひとつが「不倫」というわけです。
こんな感じです。
その他「好奇心」なんかもありますが、基本はやはり「寂しさ」が独身女性を口説く根本的な理由です。
しかし本人は、
「僕は奥さんから相手にされなくて寂しいんです」
なんて若い女性に対して言えません。
若い女性の前では「大人」でいなければならないからです。
お金を払ってプロから「褒め言葉・同情の言葉」をもらう男性もいますが、やはり素人を口説き、若い身体を手に入れることで「オレもまだ男だ」という自信をつけようとしているわけです。
既婚男性にとって素人女性は、プロと比べて安くセックスでき、その上、背徳感や征服感を味わえる存在です。
しかも、ある程度男性として魅力的な人でないと恋愛関係は不可能なため、男性としてのステータスにもなるんです。
ちなみに、不倫をする男性は、「知恵のある女性・一目置いている女性」を口説くことはしません。
叱られたり諭されたりするのが怖いからです。
「知恵のある女性に対しては頭が上がらない、でも、知恵のない女性なら支配できそう」
こんな心理状態です。
これをロールプレイング系のゲームで例えると、中ボスあたりを相手に連勝して喜んでいる状態です。
「結婚生活」という人生最大のボスキャラから逃げているわけです。
ということで、「なんで奥さんがいるのに私を口説くの?」・・・この答えは、
「寂しい」
「いろいろな女性と安くセックスしたい」
「素人女性はステータス」
「若い女性は攻略しやすい」
などの理由からです。
◎彼の言葉は本当なの?
聞いたこともないようなステキな言葉でささやかれたり、映画のような場面で告白されたり、若い男性とは違う魅力がある既婚男性に口説かれてしまうと、つい受け入れてしまう心理になることがあります。
「これが大人の世界なのね・きっと私は愛されている」・・・
こんな感覚です。
というか、そうなるように仕向けるのが、既婚男性の腕の見せ所なんです。
たとえば、既婚男性が誘いを受けたあなたに対して、
「誘いを断わられるかと思ったよ、僕の気持ちをわかってくれてありがとう」
「ぼくは君の内面に惹かれたんだ」
「君のような知恵のある女性と付き合えて嬉しいよ」
こんなセリフを使うとします。
このときあなたは、
「おまえは人の気持ちがわからない女」
「内面が子どもの女」
「知恵のない女」
と思われてしまうのを恐れ、自分を否定されたくない一心で、その後の誘いを受け続けてしまうんです。
大人の世界に憧れていたり、大人になりたいと思っている女性にとって、上記太文字のような不倫相手の言葉は、「信じる必要がある」ということです。
「その言葉を信じることで自分が大人になれる」ということであり、逆に言えば、「その言葉を信じなければ大人になれない」ということですから、女性としてはどうしても信じたいわけです。
甘い言葉を信じている状態は、「大人になりたい心理を利用され、ウソの言葉を信じさせられている状態」、言ってみれば、
「麻酔をかけられた状態」
です。
そして男性は、女性に麻酔をかけるためにはなんでも言います。
理由は、その場ですぐに効き目があり、コストがかからないからです。
「君しかない」
「ずっと憧れていた」
「君の内面に惹かれた」
「君は若いのにしっかりしている」
「大人として魅力的な女性だ」
こんな言葉はみんなウソです。
本当にあなたに憧れていて、あなたに敬意があるなら、離婚してから口説くはずです。
そうすればあなたに「不倫」という重荷を背負わせずに済むわけですから。
あなたがもし、
「奥さんは知らないんでしょ?そんな隠し事なんてイヤ」
と言えば、
「実は不倫は公認だ」
と言ってみたりしますが、男性は、あなたが奥さんに確認の電話などしないということはわかっています。
あなたが、
「奥さんと別れたら肉体関係もOKだよ」
と言えば、
「いつか離婚するつもり」
「もう離婚と変わらない状態だ」
「離婚した」
などというウソも使います。
既婚男性から口説かれた女性はすでに麻酔にかかっていますから、事実確認などせず「あなたの言葉を信じるわ」と心の中でつぶやきながら、既婚男性と身体の関係を持ってしまうわけです。
※言葉の麻酔ではなく、本物の麻酔、つまり「お酒」を飲まされて肉体関係を持つ女性も後を絶ちませんが、その話は、「お酒と不倫の関係」で書きますね。
また、
「妻とはうまくいっていない・妻とは別れるつもりだ」
とか、逆に、
「妻とはうまくいっている・妻とは別れないつもりだ」
というコテコテのセリフにも「事情」があります。
前者は、「自分に自信がないけど大人に憧れている真面目な女性」に対し、
結婚をちらつかせた方が有効だと判断した場合のセリフで、後者は、「まだ遊び足りない、結婚はしたくないけど不倫はしてみたい」と考えている「割り切った女性」に対し、結婚をちらつかせない方が有効だと判断した場合のセリフです。
「本当かウソか」ということよりも、「セックスするために有効かどうか」で男性の言葉が決まっていくわけです。
ですから、もちろん「本当の言葉」もありますが、それは「そう言った方がセックスできる確率が上がる」と判断したからであって、誠実に真実を伝えようとしたわけではありません。
そもそも誠実な人は不倫をしないからです。
ということで、不倫という状況においては、既婚男性から出る言葉はほぼ全部ウソです。
なんと言っても、結婚式で誓った「生涯愛します」という約束を守っていないんですから、自分の欲のためならウソをつくものだと簡単に想像できるはずです。
「私は彼のウソに酔っているだけでもいい」・・・これはお酒を飲んで酔っている状態と同じで、やがて現実に引き戻されてしまいます。
人生は一回だけの本番ですから、ウソを信じて生きるのはもったいないことです。
◎不倫をする男性は好きですか?
不倫をする男性をどう思いますか?
不倫をする男性と結婚したいですか?
若い独身女性にこんな質問をすると、おそらく9割の女性が、
「不倫をする男性は嫌い」
「関わりたくない」
「勝手にして」
などと答えます。
ということは、不倫をするのは、女性の「1割」だけなんでしょうか。
・・・きっとみなさんは気付いていますよね。
実際、不倫(パートナーに言えない隠し事)をしている独身女性は、「1割」ではすみません。
ということは、不倫をしている女性のほとんどは、皮肉なことに、「嫌いな男・どうでもいい男・結婚したくない男」との肉体関係を続けているんです。
嫌いな男と寝るなんて、自分への愛ではなく、むしろ精神的な自虐行為です。
しかし本人はそれを認めることができず、「この不倫は特別な状況」などと考え、そのまま続けてしまうんです。
また、もし「不倫をする男性」という生き物が本当に好きだとしたら、将来結婚し、自分の夫が不倫をすれば「さらに惚れ直す」なんてことになるはずですが、やっぱりそんな奥さんなんていません。
結局は、どんな女性だって不倫をする男性なんか嫌いなんです。
しかし、なぜか自分と不倫をする男だけは認めてしまう・・・「お酒は身体に悪い・食べれば太る」とこうわかっていて、目先のストレスを解消するためにやめられないのと同じです。
お酒や過食ではストレスの根本が解決しないのと同じように、「嫌いな男と寝ている」という事実は、ストレスの根本が解決しないばかりか、やがてより大きなストレスの原因になっていきます。
前回の投稿で書きましたが、人は主に「寂しさを癒すため・ストレスを解消するため」に不倫を始めます。
しかし皮肉なことに、相手はあなたにとって「表面的には好きな男性だけど、大きな意味では嫌いな男性」です。
この矛盾により、「ストレスを解消するために始めた不倫がストレスの原因になっていく」という悪循環に陥るわけです。
まとめると、
「不倫をする既婚男性を本心から好きになる女性はいません」
「不倫をしている女性は、嫌いな男と寝ている」
ということになります。
「わたし、嫌いな男と寝てるじゃん・・・これじゃストレスから解放されるはずないわよね。まして愛されるはずなんかないわよね」
こう考えることができれば、不倫をやめることができます。
「嫌いな男」と寝ている女性が長く愛されるはずはありません。
寝るなら「好きな男」と寝てください。
それが自分に愛をそそぐということです。
以上です。
「不倫 4」に続きます。
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