幸せになるための条件

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「幸せ」には、短期的なものから長期的なものまであります。

短期的なものには、飲酒やギャンブル、セックス、衝動買い、暴飲暴食などがありますが、それらは本当の幸せではなく、幸せになりたい欲に対して実力が伴わないために受けた「心の傷」の、「痛み止め」的な対処方法です。


多くの人が本当に求めているものは、「心の安定・長く続く幸せ・長く愛されること」です。


人によって考え方は様々だと思いますが、マスターが考える「人が幸せになるための基本条件」は、以下の2つを同時に満たすことです。


1:やりたいことをやる


2:人の役に立つ


この2つの達成度が高いほど「重厚な幸せ・充実感」を味わえます。
幸せになるには、やりたいことをとことんやり、多くの人の役に立てばいいわけです。


ただ、「やりたいことがわからないんです」という人も多いと思います。
その場合は、まず「人の役に立ちそうなことをやってみる」、ということでも幸せに近づけます。


簡単に言えば「頼まれたことを気持ちよくやる」ということです。
また、自分の特技を活かせる仕事でもいいかもしれません。


「人の役に立つ」というのは、人が幸せに生きるためのプラスになることです。
たとえば、「笑いと感動」は人を幸せにしますから、人を笑わせるか、感動させることをしてみればいいんです。


そこで多くの人から「感謝のメッセージ」を受ければ、人の役に立っていることを実感できます。


人の役に立つことをしていれば必ず支持されますから、生活に必要なもの、つまりお金や食料は必ず手に入りますし、社会貢献の度合いが高ければ、より多くの物が手に入ります。


しかしここでもひとつ問題があります。
それは、笑いと感動を与える実力がない場合、最低限、実力を身に付けるための努力は必要だということです。


努力せず「笑いと感動」を人に与えることは、通常は不可能です。

幸せになるにはやりたいことをする必要があるわけですから、やりたくない仕事をしていたら幸せになれません。
やりたくない仕事をしてストレスが溜まれば、その日の稼ぎをその日の飲み代に使ってしまうんです。
極端な例では、仕事が辛くて自死を選ぶ人もいるぐらいです。
そんなことでは、なんのための仕事なのかわからなくなります。


仕事はあなたが社会貢献をするためにあり、会社組織は、その大きな組織を通して、あなたの力を増幅させ、社会の役に立てるためのものなんです。


たとえ収入が多くても、幸せとは無関係です。
ちなみにマスターの収入は、同年代の「平均年収」の5分の1ですが、感じる幸せが5分の1かと言えばそうではなく、人並みに幸せな生活をしていると感じています。

むしろマスターの5倍の年収の同級生から、「おまえが一番幸せそうだ」と言われたこともあるぐらいです。

マスターが幸せなのは、やりたいことをやり、人の役に立っていると信じることができるからだと思います。

また、単にお金を手に入れても、幸せにはなれません。
たとえば「宝くじの高額当選」は、その場の痛み止めにはなりますが、「本当の幸せ」は手に入らないことがほとんどです。
その理由は、好きなことをして稼いだお金でもなく、社会貢献をして稼いだお金でもないからです。


詳しいことは「高額当選者その後」などで検索するとわかりますが、高額当選者の多くは、そのお金につぶされてしまいます。
「大金を有益に使うだけの実力がない」と言ってもいいかもしれません。


やりたくない仕事をする行為は、自分に対しても、消費者に対しても愛ではありません。
みなさんだって、「こんな仕事したくないのに・やりたくないけど作る」と言っている人が作った料理なんか、お金を出して食べたくないですよね。
やりたくない仕事をしている人は愛から遠いことをしているわけですから、愛されないわけです。


結局のところ、「幸せかどうか」は、「好きなことをしているか・どれだけ人の役に立てたか」で決まります。
もしあなたがやりたいことをやっていて、それが人の役に立っていると信じることができるなら、もうそれで充分OKです。


あなたは長く愛されています。



備考:

マスターが考える「幸せ」の定義は


「大切な人がいること」


「してもらって嬉しかったことを他人にしてあげること」


などです。

この状態になるには、好きなことをやり、人の役に立つことが必要条件です。

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