パワハラはなぜ起こるのか

(読了目安3分)

「怒る人(パワハラする人)」に支配され続けることは、「怒る人」を正当化し、怒る人に自分の正しさを信じ込ませる行為です。
これは愛ではありませんよね。


パワハラは、一人きりでは起こすことができません。
怒る人が怒り続けるのは、怒られる対象が怒られ続けることを選ぶからです。
そして、怒る人に怒られ続けてしまうのは、怒る人を利用して自分が利益を得ようとする欲があったり、お金や社会的地位を得るために、我慢をする道を選ぶからです。
また、自立する実力や自信がないため、怒られ続けることを受け入れている人もいます。
しかしそれらは愛ではありませんから、パワハラに耐えて利益やお金を得ても、幸せを手に入れることはできません。
ストレスや恨みが溜まるだけです。
そしてストレスや恨みが大きくなると、パワハラが表沙汰になり、報道される事態になるわけです。


パワハラは愛ではありませんから、なくなった方がいいに決まっています。
そして、世の中からパワハラをなくす方法はあります。
それは、パワハラをする人と関わらないことです。
パワハラをする人は、誰からも相手にされなくなれば、おとなしくなります。
1人では騒ぐことができないからです。


パワハラは、それをする人と許す人、見て見ぬフリをする人など、みんなの共同作業でできあがるわけです。

家庭での子どもへのDVなどの環境は別として、世間一般に言われるパワハラがなくならない理由は、パワハラをする人がいるのはもちろん、パワハラをされる側も、自分たちの利益と天秤にかけて、ある意味「受け入れているから」なんです。
各個人が大人として自立し、自分の力で歩けるようになれば、パワハラをする人と関わる必要はなくなります。


パワハラはなぜ起こるのか・・・それは、

「パワハラをする人がいるから」

「パワハラされることを選ぶ人がいるから」

という二つの理由からです。


パワハラをする人の心の根底には、もちろん「寂しさ」があります。
満たされている人はパワハラはしませんからね。


そしてもうひとつの理由は、「脳の障害」です。


なにかの才能がある人は、高機能自閉症などの脳の障害を持っていることも多く、その場合反射的な「かんしゃく」などの症状で、パワハラのようなことをする場合もあります。
これはその人が育った環境のせいというより、生まれつきのものですから、その人を変えるには大変な努力が必要になります。


しかしいずれにしても、パワハラをなくすには、パワハラされる側が、パワハラされることを断固拒絶すればいいんです。
現代の日本では、一般的に言われるパワハラからはほとんどの人が逃れることができます。
関わらないようにすればいいんです。


さて、みなさんは自分の利益のために、パワハラをする人にパワハラをさせ続けますか?
それとも相手にせず、パワハラをする人から離れますか?
マスターは、離れることが愛だと思います。


余談:
料理業界では有名ですが、以前、東京の南麻布にある「割烹久田」という高級料理店のオーナーシェフが、弟子の睾丸を蹴り上げてつぶしてしまい、暴行容疑で逮捕されました。
よくテレビにも出ていた男性なんですが、裏の顔は、やはりパワハラなんです。
そしてこれは氷山の一角で、料理の世界では暴力や暴言はあたりまえです。
マスターのレストランに体験学習で来た調理師たちも、ほとんどの人がパワハラについて語ってくれます。
みなさんは本質を理解し、愛に近づいてください。

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