結婚前に伝えておかなければならない15のこと

(読了目安5分)

みなさんは、結婚した後「夫に莫大な借金があること」を知らされたらどう感じますか?
借金を知らずに結婚すると、極端に言えば、「夫の借金を返すための人生」を送ることになるわけです。


やっぱりイヤですよね・・・


過去に借金をしなければならなかった事情について尋ねても、そもそも借金を隠すような夫が本当のことを言うはずはありません。


ですから、借金のあるなしについては、結婚後に伝えてはダメなんです。
「親から10万円借りている」なんていうのは言わなくてもいいかもしれませんが、金融機関からまとまった金額を借りているなら、その後のことを考え、伝えるべきです。


また、「夫に離婚歴があり子どもがいること」を結婚後に知らされたらどう感じますか?
これもやっぱり「先に言ってよね」となりますよね。
元妻や子どもから連絡があったりしたら、その対応に追われることもありえるわけです。


あとは結婚後、夫とその両親が熱心に信仰している宗教が判明・・・
これも「先に言ってよね」となるはずです。


このように、「結婚前に伝えておかなければならないこと」というものがあります。
判断基準としては、あなたが相手に対して、「それ、結婚前に言っといてよね!」と感じるものになりますが、以下にマスターが考えを書きますので参考にしてください。


これらは同時に、「相手から聞いておくべきこと」でもありますので、そのつもりで読んでみてください。
また、「初対面で全部話しなさい」なんて言うつもりはないです。
タイミングを見計らって話せばいいと思います。


◎結婚前に伝えておかなければならない15のこと



1:借金のあるなし
これは基本中の基本です。
借金がある場合、金額や借り入れ先などを明確に伝えることが大切です。
また、借金に至る経緯や返済状況、今後の返済計画なども伝える必要があります。


2:病気
持病がある場合はまずそれを伝え、過去の病歴についても伝える必要があります。
感情の起伏の激しさや発達障害の傾向がある場合は、周囲との関わりや子育ての協力体制を作ってもらうためにも、伝えておくことが必要です。


3:宗教
本気モードなのかそれとも葬式仏教程度かを伝えておかないと、結婚後に大問題になることもあります。
生活が宗教中心になってしまうと、それはもう自分の人生ではなくなってしまうので、もしあなたが宗教に夢中になっているなら、マスターは宗教を卒業することを勧めます。
同じ宗教なら価値観が一致する場合もありますが、宗教という枠の中での結婚生活は、自分の人生とは言えません。


4:ストーカーされているか 過去形の場合も、その度合いと現在の状況
結婚後の団結を強めるために、過去ストーカー被害に遭ったことはあるか、また、現在進行形なのかを伝える必要があります。
SNSなどネット上での「つきまとい」などがあれば知らせるべきだと思います。
結婚後、夫婦で団結してストーカーに対抗できなければ、効果的な対策をすることはできません。


5:誹謗中傷の経験
誹謗中傷を受けた経験があるなら、その事実やスクショを見せ、事情を説明し、相手の理解を得ておくべきだと思います。



6:結婚歴
離婚経験のあるなしは、婚前に伝えるべきことの基本です。
時代遅れの考え方ではありますが、「離婚歴がある人との結婚は反対」と考えている相手や親族もいるからです。


7:職歴
過去の仕事を隠す人とは結婚しない方がいいと思います。
無職なら無職と伝えることも大切です。
結婚を前に相手に「ウソをつかない」ということが大切です。



8:恋愛関係
自分は今完全に一人身の状態かどうか。
別れたかどうか曖昧なパートナーの存在があるかないかを伝えるということです。
別れが曖昧なパートナーがいる場合、結婚後に付きまとわれたりして、後から大きな問題になる可能性があります。


9:中絶経験
自然な流産であれ中絶であれ、重要な判断材料だと考える男性も多くいます。
「不倫相手の子どもを中絶したことがある」というのが、男性が後から一番聞きたくないパターンかもしれません。
産婦人科に夫と2人で診察を受けに行って中絶経験を聞かれたときにウソをついてしまうことになります。



10:親のこと
親が健在か否か、仲がいいのか家庭内別居なのか、要介護か否か、絶縁しているか否かなど、結婚後のライフスタイルに影響を与える大切な部分です。
結婚後、親の介護に大半の時間を使うこともありえます。


11:親や親戚の浪費グセ
親の浪費グセを把握しておかないと、稼いだお金は全部親に使われてしまうということもあります。


12:親や親戚の犯罪歴や酒癖
将来おじいちゃんおばあちゃんになる人が犯罪やお酒、ギャンブルに縁がある人だと、子どもたちが肩身の狭い思いをします。
あなたと夫が稼いだお金が、親や親戚の尻拭いや飲み代に使われることもありえます。


13:リベンジポルノ
近年、リベンジポルノは誰もが経験するほど身近なものになっています。
仮にあなたが男性だとします。
結婚後、妻の元彼から裸の写真が悪意で送られてきたらどう感じるか考え、「悲しい・不快だろう・不安な思いをする」などと思うなら、リベンジポルノの可能性は結婚前に伝えておくべきだと思います。
そうすることで、たとえ結婚後にリベンジポルノが送られてきても、夫婦で乗り越える準備ができます。
※お酒がらみで男性と一緒に裸で寝た経験があるなら「写真を撮られている」と考えるのが自然です


14:口臭・体臭
一緒に生活すると「ニオイ」が気になる場面が出てきます。
口臭は会話はキスをするときに、体臭はセックスをするときに大きな影響があります。
また、強い口臭や体臭は、他人を遠ざける効果しかありませんから、孤立の一因になります。
口臭は、鼻で数回深呼吸してから自分の息のニオイをチェックし、体臭は、やはり鼻で数回深呼吸してから、脱いだ服のわきの襟元やわき下のニオイをチェックします。
※ワキガのニオイを消す方法はこちら(全4話)を参考に


15:その他
いびき・寝言・その他少し変わった趣味やクセ、これらも、タイミング次第で伝えておいた方がいいかもしれません。
また、自分が逆の立場になった時、聞いておきたいことなら、積極的に伝える努力が必要だと思います。


以上です。
繰り返しますが、「初対面で必ず話しましょう」ということではありません。
伝えるタイミングは、会話の流れや信頼度などによって変わると思います。
ただし「結婚後」になってしまうと、夫婦や親戚の間で信頼関係が壊れる場合があります 。

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