女性議員の不倫 ―彼女に足りなかったもの―

(読了目安3分)

◎女性議員の不倫 


「不倫したいですか?」と尋ねると、ほとんど誰もが「したくない・されたくない」と答えます。


実際、不倫が様々なトラブルの元になるということは、歴史が示しています。


しかし現実は、不倫は絶えません。
しかも頭が良いはずの「国会議員」でさえ、不倫問題をおこすんです。


以前、女性議員が不倫をしたという報道がありました。
その後彼女は離婚したそうです。


その女性議員は、東大の法学部を卒業していました。
不倫は大元をたどれば寂しさが原因ですから、たとえ学歴が高くても、寂しさをコントロールする方法を知らなかったわけです。


アラフィフのマスターから見れば、アラフォーの女性議員は「恋愛経験が少ない女の子」ですが、若いみなさんから見れば立派な大人に見えるかもしれません。
そんな女性でも「不倫」に夢中になるわけですから、どの年代の人にとっても「人間対人間の深い付き合い」が、いかに価値のあるものなのか、よくわかると思います。


国会議員は、国民のために仕事をする最高レベルの仕事です。
そんな立場の人が不倫問題をおこせば、公務に影響が出るのは間違いありません。
彼女は、国民の明るい未来より「男」の方が大切だったんです。
そのぐらい、彼女にとって「人間」は価値があるものだったんです。



「愛は地球上の全ての物を手に入れるより価値がある」

「愛が手に入らなければ地位やお金があっても満たされない」

ということ、そして、そこから

「人生の目的は愛を手に入れること(愛をそそぐこと)」

などということもわかってくると思います。


上にも書いたように、不倫をする理由は「寂しいから」です。
「寂しさ」は、なによりも耐え難いものなんです。


パートナーがいる人は、お互いが安心して抱き合える環境を作らないとストレスが溜まり、精神的に不安定になります。
そして人は「尊敬できる人」と抱き合いたいと願っていますから、尊敬される人にならない限り、本物の愛は手に入らないということです。



抱き合うというと「セックス」が一番の例ですが、表面的な寂しさをごまかすための形式的なセックスだけでは、根本的な解決にはならず、心は満たされません。

「尊敬し合っている男女が抱き合うことは愛、尊敬し合っていない男女が抱き合うことは愛ではない」


ということです。

みなさんは、「不倫をする人」を尊敬できませんよね?
ですから、長く愛されたいなら、不倫はダメなんです。


◎彼女に足りなかったもの


議員の不倫・・・公務が滞り、税金も無駄遣いされたことになりますから、これはもう問答無用で国民を裏切る行為です。
寂しさをコントロールできないからこんなことになるんですが、東大法学部卒でも寂しさをコントロールできないなら、誰にもコントロールできないものなんでしょうか・・・

・・・そんなことはありません。


東大に入るためには「学力・偏差値・記憶力」と呼ばれているものが必要ですが、寂しさをコントロールするために必要なのは、「知恵」だからです。
知恵とは、「自分の無知を知る力・人間の不完全さを知る力」です。
そして知恵を手に入れるために必要なのは、学力ではなく、愛を理解する力と実践力です。


知恵を身に付ければ愛をそそげるようになり、その結果愛されるようになり、寂しくなくなります。
不倫をした女性議員は、学歴・社会的地位・収入など申し分ない人でしたが、最後に足りなかったものは「知恵」だったんです。


・・・


投稿タイトル一覧は以下です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?