体重 3 太めの女性が知恵のない男性を引き寄せる理由

(読了目安9分)

※主に結婚を考えている独身女性への助言です

ここまでの話を下記太文字で整理しましょう。


「理想の体重とは、自分自身に誇れる体重です(理想の体重に具体的な数字はありません)」


「身長は変えられませんが体重は変えられます(体重は努力で変えられます)」


「自分に誇れる体重をキープしないのは愛ではありません(自信がないと受身の恋愛になります)」


「男性が望んでいる体型はぽっちゃりではありません(写真集やDVDの売り上げでわかります)」


「ぽっちゃり系を肯定する男性の言葉には理由があります(セックスの可能性を上げるためです)」



こんな感じでした。


体重は、ただ単に、「160センチで45キロだからスタイルがいい」とか、160センチで60キロだからスタイルが悪い」とかではないんです。


たとえば、160センチで60キロは「太め」ですが、オリンピックの選手として金メダルを取るためにその体重になり、金メダルを取って本人が自分を誇れるなら、それが「理想の体重」です。
鍛え抜かれて引き締まった身体と、自信に支えられたその人のオーラは、周囲を幸せにする力さえ持っているはずです。


しかし、ただの食べ過ぎによって60キロになったとしたら、自分に自信が持てません。
その人は声も小さく、選ぶ言葉も否定的で、元気もないかもしれません。
ですから、近づいてくる男性は、知恵のない人になります。
また、努力の末、60キロから45キロになり、着たい服を着て晴れ晴れした気持ちで町を歩けるなら、それは理想の体重ですが、同じ「45キロ」であっても、ストレスで体重の増減を繰り返したり、「もっと痩せたい」なんて悩んでいるなら「理想の体重」ではありません。
これではやはり知恵のない男性が近づいてきます。


「体重」は、数字よりも、「自分に誇れるか」ということがポイントになるわけです。



◎太めの女性が知恵のない男性を引き寄せる理由


みなさんは「太めの男性」は好きですか?
太めの男性は、他によほど優れた特徴がない限り、知恵のある女性からモテることはありません。
同じように、太めの女性は知恵のない男性を引き寄せる傾向がありますが、その理由は、「本人が望んで太めの女性になっているわけじゃないから」です。

「自分に誇れる体重じゃない」

「笑顔で言える体重じゃない」


こんな女性だからなんです。


結局食べすぎなんです。
しかも自分でもそれをわかっていて、それでも食べている女性です。
そんな女性に知恵があるとは言えませんから、同じような男性が近づいてくるわけです。


人類の歴史は「飢餓」との闘いでした。
今でももちろん多くの人が、食糧不足に苦しんでいます。
しかし、先進国は違います。
先進国は、発展途上国の安い人件費で利益をあげ、その利益でたくさんの食料を手に入れ、「アレがおいしい、これはマズイ」なんてやっています。
そして太ってしまうわけです。
たとえば、160センチ50キロの女性がいたとします。
その女性がストレス解消のために毎日500円分余計に食べ続け、1年後、60キロまで太ったとします。
1年で使った時間とお金はバカになりません。
そして今度は痩せるためにスポーツジムやダイエット系食品などに、また一日500円使ったとします。
1年後、50キロに戻ったとしても、太るために使った時間とお金、そして痩せるために使った時間とお金を合計したら、大きなものになります。
そのお金のうちの半分でも発展途上国に還元したら、どれだけの人たちが助かるかわかりません。


夫婦間の問題のストレス発散のために、お酒とタバコでその場しのぎをしてきた夫婦が、やがてどうしようもなくなり離婚し、計算してみたらお酒とタバコに1000万円使っていた・・・
以前こんな話を書きました。
離婚の時、夫は結婚当初より25キロ太っていたんです。
その夫婦は、お酒、タバコでその場の苦痛から逃げ続け、ついに逃げられなくなって離婚したわけです。

つまり、
「お酒やタバコは問題の先送りにしかならなかった」
「夫婦問題はお酒やタバコでは解決しなかった」
ということです。


「ストレスを発散する生き方」ではなく、「ストレスを溜めない生き方」を選んでいたら、今でも仲良く生活をしていたでしょうし、1000万円を他のことに使えたんです。


「過食」についても理屈は上記と同じです。
お酒・タバコのかわりに「食品」というだけのことです。

「仕事中に飲むわけにいかないから食べる」

「お酒の雰囲気は嫌いだから食べる」

「昼から飲むわけにはいかないから食べる」

「お酒より甘いものが好きだから食べる」


こんなことをやり、太ってしまった女性は、「私はストレス処理できない」と宣伝していることになります。
これじゃ「知恵のある生き方」なんて言えないですよね。
そしてそんな女性に近づく男性は、どんな男性でしょうか。
太めの女性の多くは、自分の意に反してその体重になっています。
人は自分と同じ価値観、同じレベルの人と付き合うことになります。
太めの女性が知恵のない男性を引き寄せる理由は、太めの女性にも知恵がないからなんです。
パートナーは、自分を映し出す鏡です。



◎本人には見えない


ここでちょっと視点を変えて、「太めだと長く愛されない」というのを、「セックス」を例に男性目線から書いてみます。
男性経験が少ない女性には刺激が多いかもしれませんが、「浮気」マガジンよりはマイルドです。


「長く愛される生活」は、お互いが健康であるうちは、肉体関係抜きでは考えられません。
特に若くて健康な男性は、女性の身体を欲します。
そして男性は、セックスのとき、あなたには直接見ることができない角度から、あなたの身体を見ることができるんです。
本人には見えない部分を見てしまうわけです。


以下、「20代の新婚夫婦」、という設定で例をあげてみます。
奥さんは太めですが、「オレは太めもいいと思うよ・ぽっちゃりしててかわいいじゃん」という夫の言葉をきっかけに付き合いはじめ、1年後、結婚に至りました。
奥さん自身は自分の体重を誇れるわけではありませんでしたが、「そんな私でもいいなら」と、夫のプロポーズを受けたんです。


そして夜、セックスのときです。
太めの女性は、自分が前かがみになったときに、お腹が3段になっているなんてことはわかると思いますが、うなじから肩にかけての肉づきには気付かないはずです。
ここの肉付きがいいと、男性は愛を感じません。
「頼りがいがあるおかあちゃん!・力士」という位置付けになってしまい、同じ20代でキリッと引き締まった身体を持つ女性に目がいってしまいます。
また、バックの体位のとき、腰まわりの肉があふれていたり、お尻と太ももあたりがあまりにも太いなど、女性本人には直接確認できない部分を見ることができるんです。
また、お腹まわりの肉付きがいいほど、脂肪の「揺れ」がひどくなります。
女性本人もお腹の肉の「動き」を感じとることができるはずですが、男性は揺れるお腹を目にするわけです。
また、急に太ったときに起こる肉割れ(妊娠後期のお腹が特徴的です)も、若くて太めの女性にそれがあると、やっぱり男性としては残念です。
ブラジャーからはみ出した背中の肉も男性を引かせます。


太めだと、上記のような場面で男性が急に冷めることもあります。
というか、上記の女性の状態は愛でしょうか。
これらはみんな女性の努力で改善できることなんです。
しかも、女性本人も「太いままじゃいけない」と思っているんです。


男性が「ぽっちゃり系が好き」と言ったからといって、この状態を放置しておくのは愛ではありません。
愛じゃないんですから、愛は返ってきませんよね。


出会ったとき、
「ぽっちゃりしててかわいい」
「太めだと安心できる」
なんて言っていた男性でも、それは女性を口説くためであることが多く、実生活を重ねると徐々に「痩せたら?」が始まるわけです。


そのとき、
「あんた太めでもオッケーって言ったじゃない!」
「太めがかわいいんじゃないの?」
なんて反論すると、夫は文句を言わない若い女性を求めて家から出て行くかもしれません。



◎できる努力はしておく


前回、書いたように、内面的に大差ない条件なら、男性は細めの女性を先に口説きます。
そして、細めの女性を口説くのに失敗した男性は、次に太めの女性を口説きます。
男性が女性に対して「太めもかわいくていいよ・太めだと安心できる」と口説き、結婚を迫るのは、理想の体型の女性から相手にされないから、「諦め」ているわけです。
しかしその言葉の本質を見抜けずに結婚したのは、他でもない、太めの女性本人なんです。


もともと女性が自分に誇れる体重をキープしていれば、結婚後に「痩せたら?」なんてことにはなりませんよね。
病気などで仕方ないならいいんですが、もし痩せることができる状態で痩せることをしないなら、それは愛ではありません。
愛をそそがないんですから、返ってこないのは当然です。


実は妻が夫とのセックスを拒否する理由も、新婚当時より夫が太ったことが原因である場合も少なくありません。
男性の体型にあまりこだわらない「女性」だって、「デブはイヤ」みたいな心境になるんですから、「男性」はなおさらです。


このnoteを読んでくれているみなさんには、これから結婚する女性も多いはずです。
長く愛されたいと心から願うなら、理想の体重になっておきましょう。
やるなら今しかないんです。



◎細ければいいってもんじゃ・・・


男性は細め体型が好きですが、勘違いしてはいけないことがあります。
「痩せれば必ず長く愛される」なんて思わないでください。
最後に大切なのは明らかに「知恵」です。
スリムな女性も世の中にはたくさんいますが、長く愛され、充実した人生を送っている女性はその一部です。


スリムなら、長く愛されるためのスタートラインに立ってはいますが、長く愛されるために必要な他のことをしなければ長く愛されません。
もちろん「グラビアアイドルは必ず長く愛される」なんてことも思わないでくださいね。
彼女たちは、たとえ普段から体型をキープする努力をしているにしても、それは「生まれつき恵まれた外見を持っている」というだけのことです。
芸能人やモデルの離婚からもわかるように、外見だけでは、やっぱり長く愛されません。


「それじゃマスター、知恵があれば太っていてもいいんじゃない?」


こんな声も聞こえてきますが、それも違います。
知恵(長く愛する力)がある人は太らないんです。
人類の歴史や、貧困や飢餓に苦しむ社会を見てきた経験から、知恵のある人は「太ることは愛じゃない」とわかっていますし、また、知恵がある人はストレスがないですから、余計に食べようと思わないんです。


参考までに、知恵がある人は太りませんが、太っていない人が知恵があるとは限りません。
太らないことは、知恵がある人の条件のひとつです。


以上です。
「体重」についての投稿は次回で終わる予定です。

・・・

投稿タイトル一覧は以下です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?