マズローの欲求5段階 (6段階)

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みなさんは「マズローの欲求5段階」というのを知っていますか?
先日ちょっと話題に出たので書いておきますね。


マズローとは、20世紀半ばに活躍したアメリカの心理学者です。
彼が唱えた欲求5段階とは以下のようなものですが、晩年になり6番目の欲求について唱えたので、最後に6も加えます。

1 生理的欲求 (生存・生活)

2 安全欲求 (雇用安定・賃金保障)


3 所属欲求 (人間関係・信頼関係)


4 承認欲求 (称賛・承認・評価・昇進)


5 自己実現欲求 (ビジョン・ミッション)


6 自己超越

大きく分けると、1~4が「欠乏欲求」、5~6が「成長欲求」です。
欠乏欲求というのは、足りないものを補い満足するための欲求、成長欲求とは、足りないものが満たされ、それ以上のものを求める欲求です。
人類が進化するため、つまり今よりも愛に近づくためには、1~4の「欠乏欲求」を満たし、「成長欲求」の領域に入る必要があります。


日本人は、1の生理的欲求の段階はほぼ満たされています。
2の安全欲求も、贅沢を言わなければ満たされる場合がほとんどです。
そして3と4になると、悩んでいる人が多くいるように感じますが、これは、人から好かれる人になることで解決できます。
あなたがどんな人に好意を持つか考え、そんな人になればいいわけです。


4までが安定すると、人は、ビジョンやミッションに興味を持ち始め、5の世界、つまり「自己表現の世界」「自分をオリジナルブランドにする」という欲を実現しようとします。


そして6番目の「自己超越」は、自分のためだけでなく他人のための、哲学的な領域と言えるようです。


6段階の心の状態としては、

「フロー体験」

「ゾーンに入っている」

「ピークエクスペリエンス」

「無我の境地」

「忘我状態」

などの言葉を使っても表現できるようです。
この領域は、上にも書いたように「利他」の領域で、マスターが参考にしたサイトでは、「人類の2%しか到達できない世界」とありました。



「マズローの欲求5段階(6段階)」というのは、必ずしも段階の境目がはっきりしているわけではありません。
特に2~4段階の境界線は、普段の生活の中であいまいだと思います。
その段階を超えると自分にゆとりが出てきて、「愛をそそぐこと」ができるようになります。


ちなみに、心理学者と言えども、みんな悩んでいます。
心理学者が言うことが正しいわけでもありません。
なにが愛なのか見極め、それを実践することができれば、心理学を超えることができます。


「マズローの欲求5段階」で検索するといろいろわかります。
興味がある人はチェックしてみてください。

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