コーヒーあれこれ1

(読了目安7分)

「コーヒー」をテーマに書いてみます。
専門用語などをできるだけ使わない「基本編」です。
コーヒーが好きにしても嫌いにしても、この投稿を読んだ後は、まずあなた自身が成長します。
次に、知恵のある男性(異性)を見つけることができるようになり、さらに、知恵のある男性があなたに興味を持ちます。
悪いことはひとつもありませんので、ぜひ参考にしてください。
以下の内容で書いていきます。


◎クイズ
◎「コーヒー」ってそもそもなに?
◎コーヒーの煎り方の種類
◎味
◎香り
◎カフェインとポリフェノール量
◎コーヒー豆の保存方法は?
◎よくある誤解


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◎クイズ


でははじめに、以下のクイズを考えてみましょう。

クイズ1:
あなたは彼氏と同棲しています。
今日は休日の朝、これからドライブです。
これから目覚める彼氏に、コーヒーをいれようと思っています。
部屋には浅煎り豆と深煎り豆があります。
あなたはどんなコーヒーをいれますか?


クイズ2:
場所はあなたがバイトをしているカフェ、夕食の時間帯です。
「オススメのコーヒーをください」とお客様からのご要望です。
あなたはどんなコーヒーを出しますか?
浅煎り・深煎り、そして量はどのぐらいがいいでしょうか?


回答は、この投稿の最後です。


◎「コーヒー」ってそもそもなに?


コーヒーは、「コーヒーノキ」にできる果実の種子を煎り、それを粉砕し、お湯で抽出した液体です。
「コーヒーノキ」は、赤道付近の気候が栽培に適しているようですが、日本でも栽培、または野生で存在するようです。


昔、「山火事の後、いい香りがした」というのが、人間とコーヒーの出会いだという説があり、マスターは、「この説が本当だったらいいな~」と思っています。



◎コーヒーの煎り方の種類


ざっくり書くと、「浅煎り系」と「深煎り系」がありますが、浅い順に、以下のようになります。

ライト
シナモン
ミディアム
ハイ
シティー
フルシティー
フレンチ
イタリアン




◎味


味の表現は人それぞれですが、ざっくり書くと、浅煎りは酸味が特徴、深煎りは苦味が特徴です。



◎香り


香りにもいろいろな表現方法がありますが、これもざっくり書くと、浅煎りが「フルーティー」、深煎りが「スモーキー」という表現が合っているように思います。
浅煎りが、香りを楽しむもの、深煎りが、苦味を楽しむものという考え方もありだと思います。




◎カフェインとポリフェノール量


浅煎り豆は、熱を入れる度合いが少ないため、カフェインの損失が少ない傾向、深煎り豆は熱を入れる度合いが多いため、カフェインの損失が多くなる傾向があります。
結果として、浅煎り豆はカフェインの量が多くなり、深入り豆はカフェインの量が少なくなります。
「ポリフェノール」の量も、カフェインと同じ理屈です。





◎コーヒー豆の保存方法は?


「いい豆・高価な豆」と言われるものは、基本的に誰が飲んでもおいしいですし、劣化も少ないと言われていますが、保存方法を間違えてしまうとせっかくの豆の良さが台無しになってしまいます。
保存方法を間違えてしまうと、「自宅で長く保存している高級豆」よりも、
「煎りたての安い豆」の方がおいしいということになるかもしれません。


保存のコツについては、わかってしまえば簡単です。


豆の品質を保つには、酸化を防ぐことが最大のポイントになります。
具体的には、「低温・低湿」という条件で保存することが大切です。
よく言われているのが「冷凍庫」での保存ですが、「低温」という意味では酸化を遅らせることができるので、理にかなっています。
しかし、豆の袋を何度も開閉する場合は、その場所の湿度に気をつけてください。
たとえば、低温の場所から室内に入ったとき、みなさんはメガネが曇った経験があると思います。


そう、「結露」です。


冷えきったコーヒー豆の袋を開ける場所の湿度が高いと、開けた瞬間に豆が「結露」してしまいます。
それを何度も繰り返すと、極端に言えば、豆が「水」で濡れた状態になってしまいます。
空気に触れるよりも劣化が促進されますので、これでは低温保存の意味がありません。


夏、冷凍庫でよく冷えたコーヒー豆の袋を、湿度が高い場所で開封したら・・・そして、冬、冷凍庫で保存している豆を、加湿器が効いた温かい部屋で開封したら・・・
これらはよくある状況ですが、結露させてしまっては、知恵がある保存方法とは言えません。
低温保存の場合は、とにかく袋を開ける場所の湿度に気をつけてください。


マスターのオススメは、「小分け」にして冷凍保存です。
ポイントは、「一杯分の小分け」です。
こうすることで、他の豆は開封せずに済むため、結露するのを防ぐことができます。
マスターの方法は、小分けにした豆を冷凍庫から出し、湿度の低い冬はそのまま使い、状況に合わせて、個装の豆を電子レンジで10秒ほど温め、室温に近づけてから開封しています。
これで、部屋の湿度が高くても、結露しない豆をすぐに準備することができます。


豆の保存は、ただ単に「冷凍庫に入れる」では、常温保存より劣化が激しくなる場合があります。
「冷凍保存」は、万能ではないことを「結露」という視点から覚えておいてください。


このように、コーヒーの保存方法を見れば、その人の「コーヒー好き度」や知恵の度合いがわかりますよね。
みなさんは、「おいしく飲みたい」と言いながら、コーヒー豆を結露させるようなことのないようにしましょう。


余談ですが、「粉」と「豆」では、豆で保存した方が鮮度を保てます。
保存期間が長くなるほど、香りも全然違ってきます。
また、コーヒーは、「挽きたて」の豆を使っていれることが大切です。
挽いてから時間が経つと、やはり別物のコーヒーになってしまいます。


まとめると、


コーヒー豆を冷凍庫で1杯分ずつ小分けして保存し、飲むときは常温に戻してから挽きたてを使う。


ということです。
これはお茶の葉にも言えることなので、試してみてください。




◎よくある誤解


誤解1:浅煎りコーヒーは薄い

浅煎り豆を薄くいれるとアメリカンと呼ばれるコーヒーになりますが、あえて濃くいれても悪くないです。
マスターは気分に合わせて濃さを調整しています。


誤解2:深煎りコーヒーは濃い
深煎り豆を使ったコーヒーは、基本的に濃厚なイメージで、確かにそのとおりです。
しかし、香りは好きだけど苦味は苦手という人は、薄くいれた深煎りコーヒーをオススメします。
マスターは時々、「麦茶か?」と思うほど薄くいれて楽しむこともあります。


誤解3:浅煎り豆→カフェインが少ない/深煎り豆→カフェインが多い
実際は、熱によってカフェインが減るため、深煎り豆の方がカフェインが少ない傾向のようです。



◎クイズの回答

では最後に、クイズの回答です。


クイズ1:
あなたは彼氏と同棲しています。
今日は休日の朝、これからドライブです。
これから目覚める彼氏に、コーヒーをいれようと思っています。
家には浅煎り豆と深煎り豆があります。
あなたはどんなコーヒーをいれますか?


回答:

「浅煎りコーヒーを多めに」

寝起きのタイミングに合わせて「浅煎り」のコーヒーを多めにいれてあげましょう。
フルーティーなコーヒーの香りに包まれて起きる朝は気分がいいものです。
寝起きの水分補給と、ドライブに備え、カフェインでシャキっと起きてもらいましょう。
コーヒー好きの彼氏なら、あなたの気使いを喜んでくれるはずです。



クイズ2:
場所はあなたがバイトをしているカフェ、夕食の時間帯です。
「オススメのコーヒーをください」とお客様からのご要望です。
あなたはどんなコーヒーを出しますか?
浅煎り・深煎り、そして量はどのぐらいがいいでしょうか。


回答:

「深煎りコーヒーを少なめに」

「オススメのコーヒーをください」と、一任されたなら、カフェインの少ない「深煎り」のコーヒーを少なめに出してあげれば「愛」です。
あくまでも一般論としてですが、少なめに出すのは、就寝のしやすさと、夜間のトイレを考えてのことです。
もし「なんでこのコーヒーを選んだの?」と聞かれたとき、「おやすみ前だと思いましたので、深煎りを少なめにさせていただきました」と堂々と答えることができます。
あくまでもお客様の立場で考え、決して売上を優先しないところがポイントです。
もしかしたら、抜き打ちの「接客テスト」かもしれませんしね。
こんな気配りができる人は、愛をそそいでいると言えます。


今回は以上です。
「コーヒーあれこれ2」に続きます。

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