悩んでいるのは自分だけ?
(読了目安3分)
世界で自分だけが悩んでいるように感じることってありませんか?
でも、実際はあなたと同じように、多くの人が悩みを抱えています。
いつ悩むか
どんなことで悩むか
どのぐらいの時間悩むか
このような個人差があるだけです。
いま、とっても楽しそうな「あの人」も、やがて悩むときが訪れます。
彼氏ができた喜びの数ヵ月後、彼氏の浮気に悩むかもしれません。
就職した喜びの数ヵ月後、人間関係の悩みが待っているかもしれません。
結婚した喜びの数年後、別れが訪れる夫婦もいます。
そして健康なときには気付きませんが、病気の悩みはほとんどの人が味わうものです。
お金がたくさん手に入った人は、そのお金を守るための悩み、そのお金に群がる人たちと付き合う悩み、そしてお金を持つことによりひがまれ、批判される悩みなどを抱えます。
生きていれば悩みは尽きません。
ですから、みなさんができることは、その悩みからいかに学ぶかということなんです。
悩みを通して少しでも学べるなら、その悩みはやがて感謝の対象になります。
たとえば人間関係で身近なものは、あなたをいじめる人がいたときに、あなたがどうするかです。
「いじめられて辛い」
「いじめられないようにするにはどうすればいいんだろう」
と考えるのが普通ですが、いじめる人の心の状態に目を向けると、違った景色が見えてきます。
いじめられているときは、余裕なんかないのが普通です、しかしいじめる人に対して、「なぜあの人は私をいじめなければいけないんだろう」「あの人が自分の時間と心を浪費してでも私にかまうのはなぜだろう」「あの人は私生活でストレスを溜めているんだろう」などと考えてあげることができれば、少なくともあなたの悩みは、あなたがいじめられることによる悩みではなく、「どうしたらあの人は幸せになれるだろう」という、「前向きな悩み」になります。
あなたがいじめられるのは、もちろんあなたにも原因があると思いますが、いじめる側にもあなたをいじめなければならない理由があります。
「いつ悩むか」の違いはあっても、人はみんな人生のどこかで悩むんです。
そんなことがわかれば、少しは気が楽になりませんか?
そして、「少なくとも私は人をいじめるような心境ではない」と思えれば、自分の境遇に感謝できるはずです。
いじめられている当人は、他人のことなんか考える余裕はないかもしれません。
しかしそこを乗り越えることができれば、ストレスが減ることは間違いないはずです。
「いま私は悩みがない」と言う人は、全ての悩みから学んでいる人です。
「悩むことで成長できる」ということを知っている人なんです。
マスターもいまだにいろいろな種類の悩みがありますが、昔よりだいぶ悩みから解放されるようになりました。
同じことが起こっても、受け止め方が違ってきたからだと思います。
悩みを悩みのままにするか、それとも成長の糧にするかは、あなたが選べることです。
世界で自分だけが悩んでいるわけではないということ、そして悩みから少しでも学べるなら、やがて悩みは感謝の対象になるということを忘れないでください。
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