幸せは誰がくれるの?

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「金メダル」をもらえる人は、その競技につき一人ですが、「人生の金メダル(幸せ・愛)」は、参加者全員がもらえる可能性があります。


幸せになれる人に「定員」があるわけではないので、「誰かが幸せになると自分は幸せになれない」ということはありません。
ですから人生の金メダルは、「全員」がもらえる可能性があるんです。


しかし、その道のりは楽ではありません。


たとえばいまマスターがあなたに言います。


「あなたは世界一幸せです!人生の金メダリストです!」


・・・あなたはそれを素直に信じることはできないはずです。


「人生の金メダル」は、誰かからもらうものではなく、自分で評価し、自分にあげるものだからです。


つまり、あなたを幸せにできるのは、あなた以外にいないということです。
しかし、仮にいまあなたが「私は世界一幸せ!私は人生の金メダリストよ!」と叫んでも、それだけで幸せになることはできません。


・・・なぜだと思います?


それは、幸せを信じるに値する努力をしていないからです。
幸せになるために必要なものは「努力」です。
そして、努力というのは、他人が代行できるものではありません。


ですから、「幸せは誰がくれるの?」の答えは、「幸せは誰もくれない」ということになります。


もし幸せが「誰かがくれるもの」なら、人は自分の努力で幸せになれないということです。
それでは希望はありませんよね。
幸せな人を見ると「あいつは運がいいだけ、私は不運」と他人を批判し自分の運命を恨むことにもつながります。

「幸せは誰にでもチャンスがある」

「幸せは誰もくれない」


つまり自分の努力で幸せになれるということですから、こんなに素晴らしいことはないはずです。



余談:
上記から、「君を幸せにする」という言葉は成り立たないことがわかります。
つまり、「君を幸せにする・私を幸せにして」というカップルは、長く幸せでいることはできない、ということです。

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