不倫 7 別れるときは本当のことを言うか

(読了目安12分)

今回は、下記項目の太文字についてです。
太文字以下の項目は順次投稿します。


◎不倫の定義
◎不倫は愛か
◎不倫の危険性
◎なぜ不倫をするのか
◎なんで奥さんがいるのに私を口説くの?
◎彼の言葉は本当なの?
◎不倫をする男性は好きですか?
◎不倫は文化か
◎仕込み期間
◎不倫相手は大人の男性か
◎既婚男性は「イイ男」?
◎お酒と不倫の関係
◎なぜ不倫はなくならないのか
◎年配男性はセックスに興味がない?
◎大会社社長秘書の仕事
◎K社長に口説かれたM子さんの場合
◎既婚男性の本音
◎不倫のパターン
◎なぜプロが相手じゃいけないのか
◎別れるときは本当のことを言うか
◎ASKAの不倫とパソナグループ
◎コストをかけるほどやめられない
◎意地になっている不倫
◎口説かれる女性・口説かれない女性

◎不倫相手が離れていく理由
◎不倫相手が戻ってくる理由
◎元不倫相手からの復縁希望を断る方法
◎不倫をすることで失うもの
◎不倫をやめることで得られるもの

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◎別れるときは本当のことを言うか


不倫中の既婚男性が、あなたから離れていくときの話です。
不倫相手から一方的に別れを告げられたとき、その理由を聞いて納得できないなら、それは、「本当の理由ではない」と思ってかまいません。


彼氏と別れたときを思い出してみましょう。
あなたが付き合っていた男性に別れを告げたとき、その理由として「本当のこと」を言いましたか?


別れ際に、相手に別れの本当の理由を言わない女性は多くいます。
ということは、あなたから離れていく既婚男性も、別れ際に本当のことを言わなくても不思議ではありません。
そもそも「不倫」ですから、はじめから既婚男性は誠実ではありません。


別れるときは、自分にとってできるだけ被害のない、無難な言葉を選びます。
その結果として本当のことを言う可能性はありますが、「本当のことを言う」のが目的ではなく、「無難な言い訳がたまたま本当のことだった」というだけのことです。


もしあなたが「本当のことを知りたい」と懇願しても、相手は「うんわかった、君には本当のことを言うよ」と、真剣な顔をして「ウソ」をつくことがほとんどです。
不倫はウソと隠し事で成り立っています。
永遠の愛を誓った妻にさえウソをつくんですから、不倫相手に本当のことを言うはずはありませんよね。


「君の未来のために別れよう」

「これ以上君を傷つけたくない」

「転勤だから」

「仕事が忙しくなったから」

「妻にバレそうになったから別れよう」

「妻にバレたから別れよう」


なんて言うかもしれません。
さらには自作自演で自分が妻役になり、

「夫と別れてください」


というメールをあなたに送る場合もあるかもしれません。


男性は、不倫を始めるときと同様、別れるときにも、もっともらしいことを喋ります。
しかし、もともと不倫自体がルール違反ですから、そこにホントもウソもありません。


「おまえはルール違反だ」

「いや、あなたの方がもっと違反してるでしょ!」

というやり取りがあっても、マスターから見れば両者ともアウトです。


スピード違反で、

「私は30キロしかオーバーしていない、あっちは40キロオーバーだろう!」

と抗議しているのを見て、きっとあなたは「どっちも違反よ!」と言いますよね。


不倫に関わっている時点で両者ともアウトですし、そんな人が別れ際に「本当のこと」など言うはずもないわけです。


余談ですが、不倫の始まりにも本当のことを言うかどうか・・・
これについてももちろん

「言うわけない・・・」

です。


女性が、「最近気になる男性」に対して背伸び発言をしたり、就職活動の面接で本心を言わないのと同じようなものです。
程度の差こそあれ、不倫の始まりに本当のことを言う男性はほとんどいません。
前回書いた「既婚男性の本音」を実現するためなら、ウソをつくのが男性なんです。


たとえば、口説いてくる既婚男性に対してあなたが

「奥さんにバレたらどうするの?」

と尋ねれば、

「不倫してることは知ってるよ」

「黙認されてる」

「妻はもう諦めてる、実は別れようと思ってるんだ」

などと言葉を並べます。


また、女性側も「本当のことなんかどうでもいい」と思っている人も多くいます。
自分が楽に不倫できるような言葉をもらえればそれでよく、「あなたがそう言うなら信じるわ」と、事実確認せず、既婚男性の言葉だけを受け入れるわけです。


少数ながら「妻とは別れるつもりはないけど女遊びもしたい」と、本当のことを言う男性もいます。
独身時代のマスターは、浮気相手には本心を言うようにしていました。


「オレには彼女がいる、別れるつもりもない、でも君とも付き合いたいから浮気しよう」


という感じです。


これは相手の立場から見れば、

「結婚を迫られるリスクがない」

「利用するだけ利用して、別れたい時に別れればいい」

ということになり、男遊びをしたい女性の中には、好意的に受け止めてくれる人も多くいたんです。


不倫も同じように、既婚男性が自分の本心を正直に話して、お互いに利害が一致すれば成り立ちます。
実際、お金持ちの世界では、「愛人契約」という形でこの方法をとることが多いと思います。
ただ、不倫は浮気に比べ、社会的な悪影響が大きくなるのと、「相手の家庭を壊してしまう」という負の要素が強すぎます。
つまり「当事者だけの問題」として処理できなくなるんです。
ということで、20代のマスターは浮気には賛成でしたが、結婚後のマスターは、不倫には反対の立場をとるようになりました。

ですから、

「長く愛されたいなら、不倫をしている場合じゃありません」

とみなさんにお伝えし続けます。



◎ASKAの不倫とパソナグループ


だいぶ前の話です。


マスターは「チャゲ&アスカ」というバンドのベストアルバムを持っていて、昔はよく聴いていたんですが、メンバーのひとり、「ASKA(アスカ)」が、不法薬物の所持で捕まってしまいました。
当時奥さんと子どもが2人いたASKAは、20歳近く年下の女性と「薬物セックス」を繰り返していたようです。


ASKA本人も大変でしょうけど、家族は「犯罪者の妻・子供」と見られてしまうんです・・・なんとも悲しい話です。


彼の不倫相手は、人材派遣関連の会社「パソナグループ」の社員だった時代に、パソナグループ所有の迎賓館で接待の仕事中、ASKAと知り合い、その後、自宅で密会を繰り返していたようです。


検索するとわかりますが、ASKAの不倫相手は美人です。
パソナグループの社長秘書としてASKAの接待を任され、そのまま不倫関係になったということです。


マスターは以前から、

「芸能界は商業の世界なので愛は学べません」

と書いてきました。


ASKAも愛の歌を歌い続けてきましたが、「本当の愛」を知らないから、こんなことになったんです。
みんながみんなではありませんが、芸術家が薬物に手を出すことは日常茶飯事です。
しかし本当の愛を知れば、「薬物は愛ではない」とわかり、お酒や薬物の世界には関わりません。
彼は「愛をそそぐことは、薬物以上の喜び」ということに気付かないまま、歳をとってしまったわけです。


当時「チャゲ&アスカ」(以下「チャゲアス」)の曲の販売権を持つ「ユニバーサルミュージックジャパン」は、「チャゲアスにまつわる全契約を解除する」と発表したみたいです。
チャゲアスに励まされて生きてきたファンの女性たち、特にリードボーカルのASKAを神様のように崇めてしまい、

「私にはASKAがいるもん・ずっと独身でもいいもん」

とがんばっていた女性たちは、どうすればいいんでしょう。
ASKAに依存してしまった女性たちにも落ち度はあるんですが、彼女たちは、ASKAの不倫や薬物セックスを応援するために、時間とお金を使ってきたわけではないんです。
(宗教の教祖が脱税とわいせつ行為で捕まる話と似ていますよね)


大人が「愛をくれ!」と叫ぶばかりじゃこんな悲劇は終わりません。
みなさんは「愛し方」を学び、実践してください。


「芸能界は商業の世界であり、愛は学べない」


覚えておいてください。

※ASKAは2017年7月に離婚しました




◎コストをかけるほどやめられない

物事は、見返りを求めてコストをかけ過ぎると、その分を回収するまでやめられなくなります。

たとえばパチンコで何万円も使うと、

「あと千円で大当たりが来るかもしれない」

「いままで使ったお金が無駄になる」

という心理になってしまい、なかなかやめられなくなります。



不倫も、お金・時間・身体などのコストをかけるほどやめられなくなっていきます。
不倫は愛ではないと理解できれば、「愛をそそぐ」という意味で不倫をやめることができます。
不倫に「本当の愛」はありません、不倫をやめることが「本当の愛」です。
不倫をしている人は、自分が不倫を通して得たいものはなんなのか考え、不倫以外の方法で、それを得るためにコストをかけてください。
あなたの人生の目的は、不倫ではないはずです。



◎意地になっている不倫


上記が高じ、時間が経つに連れて、

「あんたが奥さんと別れるまで絶対に別れない!」


という「意地の不倫」に発展することもあります。


愛とは逆の悪循環になってしまい、関係者だけでなく、周囲も傷つける人生になります。


「アンタが奥さんと別れるまで絶対に別れないわよ!」

「私と結婚しないなら私の時間を返してよね!」


こんなふうに意地になってしまったら、不倫相手は、たとえ奥さんと別れたくても別れられませんし、別れたとしても、あなたにだけは「別れた」とは言わないと思います。
なぜなら、上記のようなことを言うあなたと結婚しなければならないからです。
上記のようなことを言う女性と結婚したら、再び家庭内不和、もしくは離婚になりますから、男性としては怖いわけです。


お金、時間、身体・・・コストをかけるほど、意地になってしまうことがありますから気をつけてください。
人生の目的は、既婚男性と結婚することではないんです。
意地にならず、「一番愛に近い」と思う行動をとってください。



◎口説かれる女性・口説かれない女性


さて、既婚男性からやたら口説かれる女性と、口説かれない女性がいますが、その違いは、いったいなんでしょうか。


既婚男性から口説かれることが多い女性は、概して魅力がある女性です。
ただし男性にとって1番の女性ではなく、「2番目以降の女性として魅力がある」ということです。
「不倫をしよう」と誘われるということは、半分は侮辱されているということを忘れないでください。


そして既婚男性から口説かれない女性は、概して魅力がない女性ですが、もうひとつ理由があります。
「もうひとつの理由」は最後に書きます・・・いったいどんな理由でしょうか・・・

・・・

まずは口説かれる女性についてです。


<口説かれる女性>


既婚男性から口説かれる女性にはそれなりの理由があります。

主に以下の4つです。

1:魅力的
2:かわいい
3:若い 
4:肉体的長所がある 


1:「魅力的」というのは、若さやかわいらしさとは違った「人を惹きつける力」です。
ニュアンスは「美しさ」と似ているかもしれませんが、それだけではない「オーラ・ムード」などと表現すればいいものかもしれません。
年齢が40歳でも魅力的な女性はいますから、そんな女性は口説かれることになると思います。


2:「かわいい」というのは、笑顔がかわいいとか、しぐさがかわいいとかです。
「純粋さ」と言ってもいいかもしれません。


3:「若い」というのは、相対的なものです。
つまり「年齢差」です。
年齢差があれば口説く対象になります。
たとえば35歳の女性でも、60歳から見たら、「とても若い子」となり、口説く対象になります。
上に書いたASKAの不倫相手は37歳でしたが、ASKAが56歳前後ですから、歳の差が20歳近くあり、「若い」ということになります。


4:「肉体的長所がある」というのは、代表的なものは「巨乳」ですが、お尻の形がいいとかウエストがくびれているとかもアリです。
また、顔立ちがとても美しいとか、髪や指がきれいとか、そんなのも肉体的長所です。


上記を全て備えている女性は滅多にいないとしても、1~4を備えている度合いが多いほど、たくさんの既婚男性から口説かれます。


<口説かれない女性>

基本的に、上記の逆が「口説かれない女性」です。


魅力がなく、かわいくなく、歳が上、肉体的長所がない・・・これじゃ誰も寄りつきません。


しかし「口説かれない理由」がもうひとつあり、それが大切な理由です。


もうひとつの理由とは、

「隙(すき)がない」

ということです。


女性に「隙」がなければ口説かれないんです。
若くて、魅力的で、かわいくて、肉体的長所があっても、「隙」がなければ、口説かれることはありません。


「口説かれる女性」の4つの条件に、「隙がない」という条件が加わると、既婚男性から口説かれなくなるんです。


「隙がない」とは、ある意味「知恵がある」と言い換えることができます。
知恵がある女性のしぐさや言葉には圧倒的な説得力があり、それだけで多くの既婚男性は、

「オレが口説いても相手にされない」

「口説くならせめて離婚してからじゃないと叱られそうだな」

と感じます。


最後に簡単にまとめましょう。


既婚男性から口説かれる女性は、「外見的に魅力的だけど、知恵のない女性」。



既婚男性から口説かれない女性は、「外見的に魅力的じゃない女性」、

または「隙がなく知恵のある女性」となります。


既婚男性から口説かれる女性は、魅力的だから口説かれるのではなく、「中途半端に魅力的だから口説かれてしまう」ということです。




今回は以上です。
次回「不倫 8」で、不倫については一度終わりにしたいと思います。

・・・

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