あなたを幸せにする人

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少数かもしれませんが、結婚のプロポーズで、「君を幸せにする」と言う男性がいます。
そんな男性と結婚すると、不幸になるんです。


理由は簡単です。
その男性は、自分が他人を幸せにできると思っているわけですから、逆に自分が不幸なときは、他人から幸せをもらおうとします。
そうすると、「愛をくれ!」が始まり、自分が愛を感じられないと、「おまえが愛をくれないからオレは不幸なんだ!悪いのはおまえだ!」となり、いろいろとトラブルが起こるわけです。


いつも尋ねることですが、あなたを幸せにするのは誰でしたっけ?


・・・


・・・

・・・


そうです、あなた自身ですよね。


80億人から「あなたは幸せです」と言われても、あなたは幸せになれません。
逆にあなたが幸せだと感じているなら、80億人になんと言われても、あなたは幸せなんです。
大切なことは、あなたが「私は幸せ」と感じる力を持っているかどうかです。


その力は、あなた自身が努力することでしか手に入りません。
ですから、誰もあなたを幸せにしてくれないんです。


ということで、「君を幸せにする」と言う男性は、幸せは他人がコントロールできると思っている男性です。
それは、裏を返せば「自分の不幸を他人のせいにする」ということです。
他人を思い通りにコントロールすることは不可能ですから、自分の不幸を他人のせいにすると、他人の行動によって自分の幸せが決まる「受け身の人生」になります。
ただ相手の行動を待つだけでの人生は、自分の人生ではありません。
あなたが自分から行動することで、あなたは幸せになれるわけです。
人生の主役はあなた自身だということを忘れないでください。


周囲の人たちは、いろいろなものをくれるかもしれません。
しかしそれを幸せだと感じるかどうかはあなたにかかっています。
あなたを幸せにする人は、あなただけです。

余談:

あなたがもし自分の幸せに余裕があるなら、あふれる幸せを人にあげればもっと幸せになれます。
しかし、「幸せを要求する人」にあげても、相手は永遠に幸せになることはできません。
次の要求をし続け、自分の力で幸せになるための努力をしなくなってしまいます。
あなたにできることは、相手の要求通りになにかを与えることではなく、幸せになるための「方法」を伝えることです。

・・・

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