不倫は誰が悪いのか

(読了目安2分)


お酒をやめられないアル中の女性が言いました。


「あの男が私にお酒をすすめなければ、私は中毒にならなかったのに。私がアル中になったのはあの男の責任よ」


この言葉、みなさんはどう感じますか?
お酒をやめられないのは、お酒をくれる人が悪いんでしょうか。


違いますよね。


マスターにお酒をくれる人がいても、マスターは断わりますから、マスターは中毒になりません。
お酒をくれる人がいても、それを断われば、中毒にならないということです。


「お酒をくれる人がいるから私は中毒になる、私の中毒は、お酒をくれる人に責任がある」
という理屈は、まさに「受身」であって、世間では通用しません。
アル中は、お酒をくれる人にも責任はありますが、本質は、自分の責任なんです。


では、不倫で痛い思いをした女性が言いました。
「あの男が私を誘わなかったら、私は不倫をしなかったのに。私が不倫をしたのはあの男の責任よ」


この言葉、みなさんはどう感じますか?
不倫をやめられないのは、不倫に誘う男が悪いんでしょうか。


違いますよね。


お酒と同じで、不倫は、不倫に誘う人だけの責任ではなく、興味本位で既婚者に手を出した自分の責任でもあるんです。
不倫に誘う男がいても、不倫を受ける女がいなくなれば、世の中から不倫はなくなります。
不倫は愛ではありませんから、不倫をなくすには、あなたが不倫をしないことが確実な方法なんです。
「相手が私を誘わなければ不倫をしない、誘われたら不倫をする」という考えでは、受身の人生です。


マスターは既婚男性ですから、不倫をする男性の本音を知っています。
また、これまで、数百人の女性たちと、ある程度本音で話をしてきました。
その経験から、以前、以下のように書きましたよね。

「不倫は、奥さんにバレるか、妊娠をするまで続きます。不倫中は他に彼氏はできませんし、できても長く続きません」


みなさんは、自分の人生をかけて、この言葉を証明する必要はありません。
先人たちが残した教訓を活かしてください。


人間は不完全ですから、間違えることは誰にでもあります。
「間違い」に気付いたとき、どう行動するかで人生が決まります。
間違いに気付いたときは、愛のある行動をとってください。
愛の判断力と実践力がある人ほど、長く愛される人生を送ることができます。

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