私が親だったら子どもは喜ぶ

（読了目安4分）

「いつか結婚して、平和な家庭を作りたい」

こう願っているみなさんに、結婚のタイミングについて考えるヒントです。


そのヒントとは、

「私が親だったら子供は喜ぶ」、

こう思えるかどうかです。


そう思える度合いが大きいほど、あなたは結婚もできますし、平和な家庭を作ることもできます。
そう思える度合いが小さいほど、たとえ彼氏がいても結婚に対して不安が大きいはずですから、もう少し自信をつける必要があるかもしれません。



自信をつけるというのは、就職するとかお金を稼ぐこととは違います。

たとえばいまマスターがあなたに1億円あげたとします。
それは瞬間的な喜びや安心に繋がるかもしれませんが、あなたの自信には繋がらないと思います。
「物」はお金で得ることができますが、「自信」というのは、小さな努力の継続で得るものだからです。

また、就職していたとしても、「お酒を飲まなければやっていけない」とか、さらには、「私なんか死んだ方がいい」という心境で生きている人も少なくありません。
「お酒を飲まなければやっていけない」「死んだ方がいい」・・・こんな環境にいて、自信がつくはずはありませんよね。
人はどうしても「ないものねだり」をする生き物ですから、たとえば期待通りの収入がないと、「お金さえあれば楽しい人生なのに」と思いがちです。
しかし、平和な家庭がお金で手に入らないというのは、頻繁に目にするセレブと呼ばれる女性たちの離婚がイヤというほど証明しています。
彼女たちは「商売の世界」では稼ぎましたが、人が最後に求める「愛の世界」を楽しむ実力がなかったんです。


「商売の世界」は、主に「お金があれば幸せになれる」と信じている人が作っている世界です。
そんな世界では、社会の仕組みを知らない人ほど、余計なお金を使わされます。

そして気付けば

30歳を過ぎていました・・・

貯金はほとんどありません・・・

彼氏とは長く続きません・・・

なにが本質かわかりません・・・

となります。
・・・商売の世界から流れる情報を信じて生きていると、一歩間違えればこんなことになり、「自信」どころではなくなります。

◎まとめ

子供は親を選べませんから、「あなたが理想とする親」にあなたが近づくことが、子供に対する愛だと言えます。

いま、ひとつのことを本気で楽しんでいる人は、ぜひそれを楽しんでください。

しかし、もし現在の状況に迷いがあるなら、将来のヒントとして、

「私が親だったら子どもは喜ぶ」

こう言える自分になることも考えてみてください。
必要なことは「私が子どもだったら、どんな親だったら嬉しいだろう」と思い描き、それを実現する努力の積み重ねです。
それには周囲の商業的な情報に流されない洞察力と実践力が必要になり、とても難しいことかもしれません。
しかし人生は一回だけの本番です。
努力してみる価値はあるはずです。

参考：
参考までに、「お金ばかり使わされて自信がつかない」という話の例として、マスターが33年間住んでいた「東京」の話をすると、以下のようなことです。
東京は、芸能人やモデルにお金を払い、「東京は楽しいところですよー」と宣伝します。
若い女性たちはその宣伝を見て東京にあこがれ、東京に引っ越します。
「東京」は、モデルや芸能人にお金を払い、「東京にはイイ男がいますよ」「おしゃれな部屋がいいですよね」「おしゃれな服が似合います」「これがおいしい物です、おいしい物を食べましょう」と宣伝します。
「お酒は大人に許された大人だけの飲み物です、お酒を飲む人は大人ですよー」と宣伝し、まだ子どもの思考の女性（大人になりたがっている女性）たちにお酒を飲ませます。
お酒を飲ませ夜更かしをさせる一方で「健康になりましょう！、大人の女性はジム通いします」「ダイエットで美しく！」と、ジムやダイエット食品にお金を使わせます。
「資格や検定で幸せになれます」と宣伝し、資格や検定にお金を使わせます。
「女子力アップ・男の胃袋をつかみましょう」と宣伝し、料理教室にお金を使わせます。
「ペットを飼うことは動物愛護です」とペットを買わせ、「添加物なしの食品と、環境の保護を目指す生き方が意識高い系女子です」と高価な食品や化粧品などを買わせます。

その結果、

30歳を過ぎていました・・・

貯金はほとんどありません・・・

彼氏とは長く続きません・・・

なにが本質かわかりません・・・

となるわけです。
これでは自信がつくはずはありませんし、ついたとしても表面的なものです。

また、「東京」の手先のような仕事をしていても、ストレスが溜まります。
ストレスを溜めて仕事をしている人は、その「状況証拠」を客観視し、仕事に対する考え方を根本的に変えることが必要かもしれません。

・・・

投稿タイトル一覧は以下です。