変わりたい、変わらせられたくない
人は成長したい、とか現状を打破したいとか、危機的な状況になった時にそう思います。
ということは、今の自分では解決できない問題が現れた、ということです!
では、問題が起きていなくても、このように成長したい、とか思うのでしょうか?
好奇心が強い人は思うと思います。
その人それぞれなので、一概には言えません。
ただ、大多数の人に当てはまることは
「変わりたいと思っている、でも、変えさせられたくない」
です。
そりゃ、そうですよね。
これが、根本にあるといくら自己啓発セミナーやこうすると生きやすくなるよ、というアドバイスを受けても、結局のところ元に戻ってしまいます。
だって、「変わりたい」と「変えさせられたくない」の両方が均等のバランスであるのですから。
人は生きている限り何かしらに影響を受けています。
テレビであったり、人の記事であったり、人の言動であったり・・・。
ですが、それらは自分を変えさせられたという認識ではなく、参考にして自分を成長させるきっかけになった、と捉えているので、成長するのです。
それが、相手の方があなたはこのアドバイスに従うだけで良い、、、とか言い出すとそれに従うことに抵抗を覚えてしまうのです。
例えば、私が、見ず知らずのあなたに、一杯の水を差しだして、
「これ、、、やばい、飲んでって!」
というと、飲まないでしょ?
怖いもん。
何が入っているか分からないから。
そこは、信頼性もあるので、知っている人から言われたり、大手メーカーさんが開発した、とか裏付けがあると飲むのでしょうけど、やっぱり行動を強要されるのってあんまりいい気はしないですよね。
これは2つの意味があります。
1つは自分が変えさせられたくないと信じていることを受け入れ、本当に変わりたいのであれば、それを心のどこかに置いておくこと。
変えさせられたくないのではなく、自分で決断して変わるのだと、常に言い聞かせる必要があります。
あなたのことを誰も変えることはできません。
変わるのはあなたです!
なので、あのセミナー行っても、良い本を読んでも変わらない、のではなく変わらないという選択を自分でしている、ということを視野にいれるとそこから変わる可能性があります。
中には全く役にも立たないし、害にもならないこともありますが。。。
もう1つは相手は変わらないと認めること。
アドバイスや教育においてあなたは誰も変えることはできません。環境作りくらいです。ストレートに伝えても覚えなかったり、変化がなかったりするとあいつはダメだ、みたいな評価をされる方がいますが、変えようとしているから変わらない、とこちらも認めることから始まります。
まずは、今の時点をしっかりと見つめること。
出発するのはそれからでも大丈夫です!!
P.S.
見ず知らずの方に水を勧める、
「みず」掛けてますw
目をしっかり見開いて、「見ず」ではなく、「見る」選択をしてください←これもストレートな依頼なので反発を招きますw
虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。